よもやま話

レビュー

エベレスト 1996年5月の遭難事故

1996年5月のエベレスト遭難事故についての映画と当事者による2冊の本を読んだ考察
日常の出来事

退職記念ボード 5年越しで完成!

百名山完登により、5年前の退職時に後輩たちが贈ってくれた百名山達成記録用のボードをやっと完成することができた
日常の出来事

皆既月食を撮ってみた

2022年11月8日の皆既月食の撮影にトライ。月の背後に天王星も入り込んで惑星食も発生するらしい。皆既月食と惑星食が同時に起こるのは442年ぶりとか。ただ、それなりの天体望遠鏡がないと惑星食は見えないので、今回は皆既月食に集中 ちなみに前回...
レビュー

『22世紀の民主主義』by 成田悠輔

最近読んで面白かった本だ。著者はTVのコメンテーターとして見かけることが多くなってきたので、左右が〇と▢の面白いメガネをかけた新進気鋭の人といえば、思い出す方も多いだろう 『22世紀の民主主義』― 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコにな...
年寄りの繰り言

「フェイク」。なんだかなぁ・・・

ロシアによるウクライナへの「特別軍事作戦」が開始されて半年が経過。最初から変わらないのが、ロシア政府による耳を疑うような主張だ。集合住宅や病院、学校などへの攻撃、民間人の虐殺など、監視カメラの映像などの証拠があるにもかかわらず、ウクライナの...
レビュー

映画『アルピニスト』

梅雨の戻りなのか、行きたい中部山岳地帯の天候が安定しない。個人的に日本百名山の仕上げを計画している北海道も、一般的に7月に入ると天候が安定すると言われているが、今シーズンは蝦夷梅雨のような不安定な状態で天候が安定してしまって、どうにもこうに...
日常の出来事

「天災は忘れた頃にやってくる」

あまりにも有名な警句だ。漱石一門で、明治の物理学者かつ随筆家の寺田寅彦が発した言葉として知られる 寺田寅彦は旧制第五高等学校(現熊本大学)で漱石に英語を学んだ一人だ。東大で物理学を学び、その後に東大で教鞭をとった。一方、漱石はその後に旧制第...
レビュー

映画版『ドライブ・マイ・カー』

コロナ前には月に1-2回出かけた映画も、すっかりご無沙汰状態だったが、少し前に久しぶりに足を運んだ。平日なのでガラ透きかと思えば、想定以上に人がいた。海外でいろんな映画賞を受賞しつつある濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』 海外で注目され...
ブログあの手この手

エクセル表をHTML変換してブログに表を作成する方法(備忘録)

エクセル表をHTMLコードに変換してブログに貼り付け、ブログに表を出現させる方法の備忘録
年寄りの繰り言

なんだかなぁ・・・検査キット不足に思う

世間で不足が顕在化している検査キット。PCRも抗原検査も本来の診断に支障をきたすほどだ。いくつか理由はあるだろう。例えば、オミクロン株のような急速に感染拡大する変異株が出現したとか、ワクチンを2回接種していてもブレークスルー感染するケースが...
レビュー

『生物と無生物のあいだ』福岡伸一著。講談社現代新書刊

ずっと気になっていた本があった。タイトルがひっかっていた。何故かというと、リケジョの姪っ子が学生時代に研究していたのが、生物と無生物の区別についてだった。ボソッと語った研究テーマが妙に頭の隅に引っかかっていた。某通信会社の基礎研究所に就職し...
年寄りの繰り言

ランドセル配布。なんだかなぁ・・

先日の新聞で、4月に当選した埼玉県秩父市の市長が、選挙公約に掲げた新一年生へのランドセル配布を実施するとの記事に目が留まった。「家庭の事情でランドセルの値段に差が出る。同じものを使うことで小学校生活の格差をなくしたい」という想いからの政策の...
日常の出来事

Beaver Moon ほぼ皆既月食(2021/11/19)

11月19日はBeaver Moonと呼ばれる満月の日。この日に月がほぼ皆既月食するという天体ショーがあった 暗くなる5時くらいから東の空を眺めていたが、住まいのある湾岸地域は低い雲が薄く覆って、なかなか月が見えなかった 月食が最大となる頃...
日常の出来事

Hunter’s Moon

10月の満月はハンターズムーン。アメリカの先住民が狩猟に適した月と呼んだことから名づけられたとか 昨夜撮影したハンターズムーン 昨夜は月がきれいに見えていたので油断していたら、撮影直後に大きな黒い雲がかかり始めた そしてあっという間に飲み込...
レビュー

NHK「青天を衝け」でふと思ったこと

今年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」は、渋沢栄一が官を辞めて民に下り、次々と起業する終盤のクライマックスへと突入する。明治維新の頃の主人公なので、史実がはっきりしており、脚本家が想像を挟む余地は少なく、ドラマは私が8年くらい前に読んだ本の内...
レビュー

人新世の「資本論」斎藤幸平著。う〜ん、マルクスかよ

少し前に本ブログで、これから30年後に向けて、私が考える日本の目指す姿について拙論を述べた (『日本を今一度せんたくいたし申候』―私が考える日本の将来像-) ざっくりいえば、■人口の減少に合わせて、自然と共生する住みやすい住環境をつくる■経...
年寄りの繰り言

なんだかなぁ・・公文書の黒塗り

スリランカ人のウィシュマさんが名古屋出入国在留管理局の収容所で亡くなった事件はあまりに痛ましく、名古屋入管の杜撰(ずさん)な対応には憤りを感じるとともに、日本人として恥ずかしくも情けなくも思う 遺族の請求により開示された文書には、あちらこち...
レビュー

『民主主義とは何か』宇野重規 著

4年前(2017年)の夏、このホームページを開設して気の向くままにブログを発信してきた。年寄りがブツブツと独り言をつぶやいているようなブログなので、普段は来訪者も少なくアップして数日もすれば顧みられることもほとんどないのだが、熊野古道や槍ヶ...
年寄りの繰り言

五輪を巡る「なんだかなぁ・・」

2020東京オリンピックも終盤に差し掛かってきた。ここまで比較的平穏に進行していることに一安心。そんな中、TVや新聞、ネットなどを介して伝わってくる情報を見ながら、いつものごとく「なんだかなぁ・・」とぼやいてしまう (ディズニーシーの外側を...
レビュー

『イノベーションのジレンマ』

7月12日に東京に対する緊急事態宣言が出された。首都圏の感染の拡大状況をみれば、お盆も帰省できそうもない。というわけで、宣言が発令される前に実家に母親の様子を見に行った。実家で本棚を整理していたら、すっかり忘れていた以下の本が出てきた “T...