計画に当たって
久しぶりのガッツリ登山。避難小屋泊の山旅は昨年の2月末に南アルプスの鳳凰山に出かけて以来。今回は新潟県、山形県、福島県にまたがる飯豊連峰。主峰の本山は百名山の一つで、9年前の紅葉シーズンに出かけた。今回は残雪と高山植物を求めてこの時期を選び、飯豊連峰の北部の山々を尋ねることにした。
谷筋に豊富な雪が残る石転び沢の雪渓をコースに入れることにして計画を練った。最初は登りで石転び沢を使う一般的なルート取りで検討したのだが、下りで使用する梶川尾根や丸森尾根はいずれも急な坂道で、膝に慢性的なトラブルを抱える私には厳しい。というわけで、丸森尾根を登りで使用し、稜線を歩いたのちに石転び沢を下りで使う計画にした。
石転び沢の雪渓の下りは、頻繁に後ろを振り返り、上から滑り落ちてくる岩がないことを確認することとした。急斜面の雪渓の下りは転倒による滑落の緊張感はあるものの、私にとっては快適な下山が期待できる。
歩行ルートと標高グラフ
最高点の標高: 2001 m
最低点の標高: 418 m
累積標高(上り): 1879 m
累積標高(下り): -1881 m
歩行ログをもとに、Google Earth Proで以下のごとく3D歩行ルートの動画を作成した。Google Earthの直近の画像は無雪期の画像なので、今回と同じ残雪期の2018年6月2日に撮影された過去画像を用いた。当時は今ほど温暖化が進んでいなかったからか、残雪の量が多いので私の写真とはちょっと違って見える点をご了解願いたい。カメラ高度は3000m、カメラ角度は65度、速度は40秒程度の再生時間になるよう設定している。なお、右下の3点リーダーからPlayback speedを変更できるので、好みで調整されたし。
山行の詳細
写真が多くなったので、山行記録は稜線編とお花編の二つに分けることにした。以下は稜線編の詳細記録。
前夜23時に自宅を出て、車を走らせること5時間半。やっと登山口の近くまで来た。朝日が当たって山並みがモルゲンロートに染まる。早速のゼブラ模様に感激。でも、やっぱり400キロ超は遠いな。すでに疲れたよ。
飯豊山荘のすぐ上の無料駐車場を利用。この上にさらに2つの駐車スペースがあり、道路は行き止まりになる。
駐車した場所のすぐ下にある飯豊山荘。現在は日帰り温泉のみ営業している。
道路を挟んで飯豊山荘の反対側に丸森尾根の登山口がある。初っ端から急登が始まる。覚悟はしていたが、避難小屋泊装備を担いでいるので身に堪える。5時スタート。
久しぶりのザックの重さに、急坂ではバランスを崩しかけて体が後ろに持っていかれそうになる。前屈みで我慢の登りが続く。早朝なのに暑い。すぐに汗がしたたり落ちてぐっしょり。梅雨時期に青空のもと登れるのだから文句は言えない。
スタートから約1時間半、樹林帯の合間から稜線が見えるようになった。計画では翌日に通過する稜線だ。心が躍る。暑いし辛いけど来てよかった。
さらに1時間ほど登る。だいぶ稜線に近づいてきた。この辺りの木陰で休憩した際に、500mlのペットボトルが空になり、ザックの中のポカリを出して交換。ところが不用意に地面に置いたポカリのボトルがパタンと倒れて、コロコロと転がって谷の方へ落ちて行ってしまった。若ければ、とっさに飛びついて捕まえることができるのだろうが、年寄りはただ見ているばかりで体が全く反応せず(泣)。
山にごみを残すことになってしまった上に、貴重な水分をなくすという致命的な失態。最後の600mlボトルの水を慎重に取り出してザックにつけた。30分ほど登ったところにある夫婦清水で、空にした500mlのボトルに沢の水を汲むことができ命拾いしたが、汲み終わって横を見たら大嫌いな蛇がいて「ウォー」と大声を出して命が縮まる思いをした(笑)
4時間半かけて丸森峰まで登り大休憩。すぐ先で雪渓が現れた。ここは道具を装着せずにツボ足(登山靴のまま)で登った。雪渓の先に続く登山道の位置が見つけられず、GPSで方向を確認して進んだ。
1つ目の雪渓を登ると夏道に戻ったが、すぐに2つ目の雪渓が現れた。今シーズンは雪解けが早く、雪渓が雪でつながっていない。これは2つ目の雪渓を登り終えて撮った写真だったと思う。2つ目の雪渓はチェーンアイゼンを装着して登った。
2つ目の雪渓が終わると、短い夏道を経て3つ目の雪渓になった。ここが一番長くてキツイ斜面だった。チェーンアイゼンでそのまま途中まで登ったが、ちょうど上から下ってきた私より少しご年配の方が、アイゼンやピッケルはあるかと心配して聞いてくれた。その方はしっかりしたアイゼン、ピッケルだった。
何と私が長年使ってきたカジタのピッケルと同じものをお使いだったので親近感がわいた。今回、私はモンベルの軽いピッケルを新調して担いできたが、アドバイスに素直に従ってここで新品のピッケルの筆おろしをすることにした。
3つ目の雪渓の斜度はこんな感じ。気温が高く雪が腐ってズルズル滑り、チェーンアイゼンでは確かに心許ない。持参した残雪用に使っている軽いアルミ合金製の12本爪アイゼンを装着。おかげで、雪渓の上部までしっかりと不安なく登ることができた。やはり面倒くさがって横着をしてはいけない。年寄りはすぐにバランスを崩すので、大袈裟なくらいの装備で丁度よく、早めに着けることが大事だな。
それにしても上空には少し前から雲が広がり始めた。終日快晴の予報なんだけどな・・。
6時間強かけて、やっとこさ稜線に登り上げると、この通りガッスガスに。ちょっとへこんだ。計画では、登り上げた分岐からすぐ近くの頼母木小屋に行き、荷物をデポして朳差岳へ軽装でピストンする予定だった。しかし、ここまでの足の疲労は半端なく、時間も計画より遅れているので、朳差岳はまたの機会に訪れることにして、潔く計画縮小を決断。翌日に進む予定の稜線を進み、今宵は梅花皮小屋に宿泊して、明朝一番に石転び沢を下って下山することにした。
登り上げた分岐から歩いてきた稜線を振り返る。時々ガスが取れてゼブラの縞模様を見ることができた。これが見たかった飯豊の残雪の姿。
地神山山頂で一緒になった3人組パーティー。前日に入山して、昨日は頼母木小屋に宿泊し、この日の午前中に朳差までピストンしたとのこと。自分も2泊3日の余裕を持った日程にすればよかったと反省。3人組は門内小屋で宿泊するとのことで、ほぼ同じペースで小屋まで歩いた。
歩いてきた稜線を振り返る。ガスが取れるとテンションが上がる。
稜線にはハクサンイチゲなどの高山植物が群生して、期待通り目を楽しませてくれた。ゼブラとお花のコラボが見れて満足。
ハクサンイチゲはもう終盤だったが、何とか間に合って良かった。
ガスが取れて門内小屋が目の前に現れた。到着時点で誰もおらず、3人組は貸し切りに喜んでいた。この時期、管理人さんは週末のみ来られるようだ。すでにビールなども届いているようだが、この日は購入できない。3人組とはここでお別れし、私は先の梅花皮小屋へ進むことにした。ここから1時間半。一旦下って、標高200m程を登り返して北股岳(2,025m)を越えていく。
北股岳への登り返し。途中でソロの男性とスライド。門内小屋に泊まるとのこと。門内小屋には先着の3人組がいること、管理人さんはいないことを伝えた。梅花皮小屋の状況を尋ねると、1階に2人、2階に1人、テン泊1人とのこと。広々と使えそうだ。
北股岳山頂。あとは下るだけで楽勝と思ったのだが・・
北股岳からの最初の下りが雪渓の際を歩くのだが、滑りやすい悪路で気を使った。少し前までは、横の雪渓の上を登り下りする人がいたのだが、雪渓に亀裂が入り始めているので自重して登山道を下った。半分くらい下ったところからは快適な道になり、ガスが切れた瞬間に梅花皮小屋が目の前に現れた。携帯電波も届き、予定変更をカミさんに連絡できた。
小屋の左の雪渓が石転び沢の雪渓で、明朝に下るルートだ。聞いていた通り、小屋の直下はそれなりの斜度だ。
小屋の入り口に荷物を置いて、テント泊の方とお話し。水場を教えてもらい早速水汲みに。50mほど梅花皮岳方面の緩やかな下りの坂道を進むと、ホース2本からじゃぶじゃぶ出ていた。厳冬期は撤去されるのだろうけど、シーズン中は涸れることなく使えるとのこと。この豊富な水のおかげで、小屋のトイレは何と水洗だった! 昨年トイレを改装したらしいのだが、どうせ改装するなら洋式にして欲しかったな。贅沢は言えないけど・・
プラケースの缶ビール2本は、2階で同宿した方のビールだった。重いのによく担いできたな。残念ながらここの小屋も管理人さん不在で、ビールなどは購入できない。この時点で管理人さんが入っているのは頼母木小屋だけらしい。
水場から小屋を眺めた写真。右背後は北股岳。
1階には2人組のパーティーが賑やかに話をしていたので2階へ上がった。聞いていた通り一人だけで、ビールのオーナーだった。九州出身で現在は福島在住とのこと。毎年、飯豊を訪れていろんな登山口からアプローチしているそうだ。飯豊連峰も朝日連峰も、東北の山系は懐の深い大きな山系が多く、いろんな楽しみ方ができるのが特徴だ。
昨年の改装のおかげで、本当にきれいだ。それにしても、白テープの間隔の狭さ。一人当たりの横幅スペースの目印で肩幅くらい。最盛期はギュウギュウ詰めだ。ビールのオーナーは律儀に枠線に寝床を納めている。私は構わず5-6人分くらいのスペースに寝床をこしらえた。
午後4時半くらいにもう一人到着されて2階は3人となったが、3人目の方には真ん中のスペースを使ってもらい、その代わり面積的には2階の半分を使用してもらった。3人目とビールのオーナーは駐車場で一緒だったようで、会話も交わしていたとのこと。この夜は20時近くまで3人で楽しく話し込んだ。
夕方にはガスが取れて、梅花皮岳がくっきりと姿を見せてくれた。持参の焼酎ですっかり出来上がったので、主峰の本山や大日岳などの眺望を眺めに梅花皮岳の山頂に行く気力はなし(笑)
反対側の北股岳。上部の雪渓の横を下ってくるところが滑りやすくて難儀した。
左が大日岳でその右が西大日岳。午後のガスガスを帳消しにしてくれる眺めに感謝!9年前に飯豊山(本山)から大日岳へピストンした時は小雨とガスだった。いつか再訪したい。
夜は風が出て、一晩中吹いていた。翌朝、テン泊の方が大変だったと言っていた。
いつもの早朝ウォーキングのおかげで、朝4時に目が覚めた。途中2回ほど目を覚ましたが、疲れていたので、ぐっすり眠ることができた。しばらくすると御来光。この時点ではまだ風が強かった。
太陽をアップ。今日も暑くなるんだろうな・・
出発前に水場でボトル2本に補給。いやぁ、すごい天気になったな。風も落ち着いてきた。
朝6時にドロップ開始、というくらいの急斜面の下り。朝なのでちょうど良い雪の締まり具合。アイゼンが気持ちよく効く。この辺りは緊張してピッケルをしっかり刺して横向きにステップを踏みながら下りている。
ちょっと右側に寄り過ぎたので、ここから左方向へ修正しながら下る。
上方を振り返る。まだまだ緊張の急斜面が続く。感覚的には残雪期の白馬岳の雪渓上部(小雪渓)や、槍ヶ岳山荘直下の急斜面に似ているかも。
最上部に比べるとちょっと緩んだものの、相変わらず緊張感のある心地よい斜面だ。急斜面を踏ん張って下ってきたので、腿の前面の大腿四頭筋がパンパンだ。ザックザック下りたいところだが、無理せず慎重に下りた。
石転び沢の名前の由来通り、左右の山肌から落ちてきた岩が転がっている。ドロップ開始後30分。斜度が緩くなった辺りは滑り落ちてきた岩のたまり場。雪渓を転がる岩は音があまりしない。多くの岩は滑ってくるのでほとんど無音でやっかいだ。朝の早い時間帯なので落石は少ないと思いながらも、時々上部を振り返って安全を確認した。
大分下まで降りてきた。途中からはピッケルもブラブラさせて前向きに下ってきたが、腿の筋肉の疲労と暑さで、思ったほどスピードが出せない。
ほぼ終わりまで下りてきた。手前の岩は写真で見ると穴ぼこが開いているように見えてしまうな(笑)。石転び沢の雪渓は、まだ厚くてしっかりしており、安心して歩くことができた。
石転び沢出合。門内沢出合ともいう。小屋からここまでの下山コースタイム(CT)は2時間40分だが、1時間ほど速く下りてきた。やはり雪渓を下りに使って正解だった。前方からはこの日の最初の登山者が雪渓を登り始めてきた。登山者の背後の緑のところが夏道になるところ。そこで3人のソロの方がアイゼンなどの準備をしていた。お二人は地元の方で、よく登られている年配の方だった。小屋まで行けなくても、途中まで登って雪渓歩きを楽しんだら下りてくるとのこと。
写真の右下が梅花皮沢で、ヤマップやヤマレコの記録を見ると5月下旬までは雪渓が続いていたようだ。夏道のいやらしい高巻の道を回避できるのは魅力だ。この後、その高巻の道を通って嫌というほど痛感した。
右側は下ってきた夏道で、稜線方面を振り返る。写真下部には雪渓が残っているが、その上は完全に沢が露出している。このあたりはタニウツギが満開で、ウツギロードになっていた。悪路はここからさらに下ったあたりで始まった。
悪路は写真を撮るのも忘れるくらい精神的に余裕がなかった。前日の丸森尾根の急登と、この日の急斜面の雪渓下りで、腿がパンパンになって踏ん張りが効かず、谷側に斜めった細いトラバース路や小刻みに現れるアップダウンに閉口した。
お助けロープなどは設置されているが、張りの弱いものや傷んだロープもあり、注意が必要。大方の悪路部分を終えて、ここは雪渓の右側を奥からこちらへわずかながら歩いた。ここが最後の雪渓歩き。写真の雪渓の右上に夏道があり、すぐに復帰。
復帰後すぐに渡渉。まとまった雨の後でなければ岩の頭を渡ることができ渡渉は難しくない。この沢で600mlのペットボトルに水を汲んだ。石転び沢を下るまでに1本を消費し、夏道に入ってからここまでに500mlのボトルを消費した。沢の水は冷たくておいしく生き返った。この後、気温がどんどん上がり、途中の沢で再度600mlを汲み足した。
途中、倒れたブナの大木が登山道を塞いでいて、ザックを下ろして木の下を潜り抜けた。その後は緩やかな下りのフラットな道になり、写真のブナの大木の森林を通過した。実に気持ちの良いブナ林だった。写真では分からないが、1本1本のブナはとても太くて立派だ。
林道のような道を歩いて砂防ダムまで下りてきた。右側の階段が登山道。
さらに林道を歩き、温身平までたどり着いた。標識の背後は梅花皮岳とその左に烏帽子岳だろうか。さらに左に進めば、御西小屋経由で主峰の本山へとつながる稜線だ。ここから駐車場へは林道歩き約20分。森林セラピーの道だそうで、ご夫婦のハイカーとスライドした。
奥の方から行きどまりにある最上部の駐車場に戻ってきた。私の駐車場は200mほど立ち位置の後ろ側に進んだところ。雪渓の下りまでは快調だったが、その後の「酷道」と暑さにすっかりやられた。夏道の下りはCTで2時間30分程なのだが、私は3時間40分を要した。
汗だくだったので、駐車場すぐ下の飯豊山荘の日帰り温泉にしようかと思ったが、携帯電波が入らないので詳細を確認できずスルーした。車で少し下ったところにある梅花皮温泉で汗を流してさっぱりし、冷たいざるそばを食べて帰路についた。疲れてはいたが、5時間半のロングドライブは、気分よく走ることができた。
山行を終えて
石転び沢は以前から気になっていたのだが、やっと来ることができた。雑誌やネットで見聞きしてきた通り、素晴らしい雪渓だった。ここを登りで使って下りてくるというのも良いけど、夏道のアクセスがちょっと・・。もしまた訪れる機会があれば、夏道の回避と暑さの回避を兼ねて5月中頃までにはやりたいものだ。
それにしても、飯豊連峰は豪雪地帯だけあって雪の量が多い。残雪期の春山で那須や日光、あるいは反対側の朝日連峰などの山から眺めると、飯豊連峰の白さは段違いで雪の多さは一目瞭然。今回は残雪期終盤の美しいゼブラ模様を見ることができて、念願の一つがかなった。
以前から感じていたが、飯豊は懐が深い大きな山塊だ。どこから登っても急登でキツイところは、なかなか人を寄せ付けない威厳のようなものがある。それでいて、可憐な高山植物の多さは、なだらかな山容と相まって優しさのようなものも感じさせる。
ファンが多いのも良くわかる。何度でも訪れたい山だ。今度は夜間のロングドライブでの登山はやめて、前日に麓まで入ってゆとりのある登山にしたい。時間だけは余裕があるのだから・・。1日目の午後にはガスに見舞われたが、素晴らしい山行をさせてくれた山の神様に感謝感謝。
関連情報
アクセス
自宅 23時発 → 首都高 → 東北道 → 福島JCT → 東北中央道で米沢北IC → 113号線などの下道 → 飯豊山荘上P 4時半頃着
車のナビは最近開通した東北中央道が反映されていないため、関越道経由を指示した。やむなくグーグルマップを使って米沢北ICまで移動。そこから車のナビに切り替えた。東北中央道は福島JCTから米沢北インターまでは無料。
駐車場&トイレ
飯豊山荘のすぐ上に駐車場あり。そのすぐ上にも2つ駐車場あり。下から大中小の大きさ。トイレは一番上にある。駐車場ではドコモの電波は届かなかった。地図のダウンロードや登山届のWeb提出は、下の集落の辺りで済ませておくこと。
飯豊山荘の手前3.5キロほどのところにも駐車場とトイレあり。ここに駐車するのはアプローチが辛い。混雑が予想される時期は、早めに到着するようにしたい。
山中は各避難小屋にチップ制のトイレあり。ペダル式のバイオトイレがほとんどで、梅花皮小屋のみ水洗。
水場
残雪時期は、梅花皮小屋と頼母木小屋に水が引かれている。門内小屋は雨水で、往復10分の水場はまだ雪の下と思われる。
丸森尾根は夫婦清水で沢の水を汲める。登山道から20mほど。
石転び沢から夏道に入ると、2-3カ所で支流の沢の水を汲める。
避難小屋
協力金:小屋宿泊2000円、幕営1000円。
予約不要。管理人はこの時期週末対応。
寝具等は一切なし。棟内の火器使用OK(小屋にある板敷きを使用のこと)
コンビニ
米沢北インターからの下道にメジャーなコンビニあり。113号線上の小国温泉付近にあるファミマとセブンが最後。24時間営業。
日帰り温泉
今回は梅花皮温泉の梅花皮荘を利用。
国民宿舎 梅花皮荘:午前9時~午後7時まで。500円。TEL: 0238-64-2111。内風呂のみ。
https://www.kokumin-shukusha.or.jp/annai/ken/yamagata/106028.html
川入荘:午前10時~午後6時(受付5時半まで)。500円。露天風呂のみ。火曜定休。梅花皮荘の別館で並んで立っている。
飯豊山荘:午前10時~午後5時。受付は午後4時半まで。500円。日帰り温泉のみ営業。
https://yamagata-oguni-shiroimori.jp/tourism/iideonsen-iidesanso/
歩行時間
<1日目>
5:09 丸森尾根登山口 → 9:37 丸森峰 → 11:28 地神北峰 → 11:50 地神山 12:11 → 12:53 胎内山 → 13:17 門内小屋 → 13:23 門内岳 → 14:36 北股岳 → 15:10 梅花皮小屋
<2日目>
6:00 梅花皮小屋 → 7:42 石転びの出合 8:00 → 11:05 温身平 → 11:27 飯豊山荘上駐車場