2022.08.03 21:18
計画に当たって
『富士山に登って、山岳の高さを語れ。大雪山に登って、山岳の大(おおい)さを語れ』
層雲峡の命名者でもある土佐出身の明治-大正の文人、大町桂月の言葉。黒岳石室の北にそびえる桂月岳は、この文人の名を冠した頂とか。これまで桂月の名も作品も全く知らなかった。
大雪山は最高峰の旭岳を中心とする表大雪、ニセイカウシュッペ山などの北大雪、ニペソツ山などの東大雪、さらに十勝岳連峰を加えた巨大な山系を形成している。本州の日本アルプスの北海道版といったところか。
ところで大雪山系には大雪山という名の山はない。大峰山という名の山がない紀伊半島の大峰山系と同じだ。大峰山同様、どこを登って大雪山を登ったことにするか?
北の国からシリーズ第二弾。百名山は残り5座。実は、旭岳から白雲岳、忠別岳、化雲岳、トムラウシ山、オプタテシケ山、美瑛岳、十勝岳へと、表大雪から十勝連峰に連なる大雪山系の縦走をもって、百名山の仕上げとすることを夢としてきた
残念ながら詰めが甘く、同じ北海道の羊蹄山と幌尻岳を先に済ませておくことができなかった。天候が安定しない今年の北海道で、大雪山系が3日間晴れになりそうな予報となり、上記の大雪山縦走を先行させることにした
冒頭の写真は白雲岳(はくうんだけ)山頂から眺めた最高峰の旭岳。残雪模様が美しい。アイヌの言葉で「カムイ ミンタラ」といわれる領域だ。「神々が遊ぶ庭」と訳されて定着している
「カムイ ミンタラ」の元来の意味は、「熊がよく出るところ」ということらしい。大雪山以外でも熊がよく出没して歩き回る場所を「カムイ ミンタラ」と呼んでいたのだが、いつしか大雪山を表す言葉のようになったようだ。アイヌでは、熊は神の化身であることから、熊の遊び場という語源から「神々が遊ぶ庭」という絶妙な訳になったようだ
全行程の歩行ルート図と標高グラフ
最高点の標高: 2289 m
最低点の標高: 1013 m
累積標高(上り): 4348 m
累積標高(下り): -4933 m
山行の詳細
今回の山行は、以下の日程のように3泊4日、65キロ弱の行程だ。歩行時間は、休憩を含まないコースタイムを表す
1日目:旭岳温泉~旭岳~北海岳~白雲岳~白雲岳避難小屋(14キロ、約7時間)
2日目:白雲岳避難小屋~忠別岳~化雲岳~トムラウシ山~南沼幕営地(21キロ、約10時間)
3日目:南沼幕営地~三川台~ツリガネ山~双子池~オプタテシケ山~美瑛富士避難小屋(17キロ、約12時間)
4日目:美瑛富士避難小屋~美瑛岳~十勝岳~吹上温泉(12キロ、約7時間)
1日目の記録
旭岳温泉~旭岳~北海岳~白雲岳~白雲岳避難小屋(14キロ、約7時間)
歩行ルート図と標高グラフ
最高点の標高: 2289 m
最低点の標高: 1598 m
累積標高(上り): 1301 m
累積標高(下り): -899 m
山行の詳細
旭岳温泉の宿に前泊。ロープウエイ麓駅の始発(6:30)で姿見駅へ上がり登山開始。正面が旭岳。山頂にかかる雲がなければ、ダイアモンド旭岳だっただろうか
山腹からは噴煙がシューシュー。硫黄の匂いがすごい。約20キロのテン泊荷物が重くて、日帰り登山者にどんどん抜かれる
旭岳山頂(2291m)にやっと到着。北海道最高峰だ。山頂にかかっていた雲が相変わらず居座っていて、ガッスガスで残念な一座目の山頂写真
旭岳山頂から下って尾根の縦走を開始。旭岳にかかる雲を除けば、上空は青空で素晴らしい登山日和。大雪山は高山植物の宝庫でもあり、いろんな花が咲いている。写真は高山植物の女王「コマクサ」。残雪や雲の白、空の青を背景に稜線のコマクサがひときわ引き立つ
北海岳山頂から旭岳方面を振り返る。どっしりとした山容で、大地のような稜線を歩いてきた
白雲岳を目指してさらに稜線というか平原のような登山道を進む
チシマノキンバイソウだろうか、黄色いお花畑が広がる
こちらはチングルマの群生。白い可憐な花が斜面一杯に広がる
白雲岳の岩ゴロの山容が近づいてきた。いかにもナキウサギが棲息していそうな雰囲気だ。実際、鳴き声は聞こえたが、姿は見られなかった
所々に雪渓が残っていて、景色にアクセントを添える
今夜はテン泊をやめて避難小屋泊にするので、場所確保のため白雲岳は後回しにして、写真中央右の小高い峰の上に立つ小屋に急ぐ。白雲岳避難小屋は絶妙なロケーションに立っている。2年前に改装されて、中は驚くほどきれいで快適だ
早く小屋に着いたので、隅っこの良い場所を確保できた。アタックザックの身軽さで、小屋から分岐へ戻って白雲岳へと向かう
白雲岳に登る途中、突然広い大地のような空間が現れた。おそらくカルデラだろう。放牧された羊でもいたら最高なんだけどな。でもヒグマにやられてしまうか
冒頭の写真。白雲岳山頂(2230m)から眺める旭岳。カムイ・ミンタラの光景
山頂で小一時間のんびりして下山。いろんな高山植物が咲き誇る登山道で写真を撮りながら小屋へと戻る。テントの数が増えてきた
水場はテン場の右下、写真右端の緑が裂けたようなところを流れる沢。キタキツネがエキノコックスという病原菌を媒介するので、きれいな水だが煮沸か濾過が必要。それにしても、小屋の向こうには海が広がっているような平原だな
夕食を終えて外に出ると、テン場の奥にエゾシカのオスが2頭いた。背後は雪渓。この水が沢水となり豊富な水を支えている
二頭とも立派な角を持っている。まぁ、熊でなくてよかった。前日の午前中にはヒグマが4時間程うろついていたとか。テン場に興味を示すわけでもなく、追い払うための威嚇の音に怯えるわけでもなく、悠然と歩きまわっていたそうで、これにビビッてこの日は小屋泊にした次第
2日目の記録
白雲岳避難小屋~忠別岳~化雲岳~トムラウシ山~南沼幕営地(21キロ、約10時間)
歩行ルート図と標高グラフ
最高点の標高: 2114 m
最低点の標高: 1703 m
累積標高(上り): 1072 m
累積標高(下り): -1110 m
山行の詳細
4時半に小屋を出発。本日の行程は20キロ越えで長い。昨日に続き、大地のような稜線を進む。中央に見える忠別岳をまずは目指す。寒くもなく暑くもなく快適だ
稜線にはコマクサ。左奥には後旭岳とその左奥に旭岳。今日はしっかり見えている
旭岳と後旭岳。歩いている稜線の標高は1800mくらい。緯度が高いので、1000mほど高い北アルプスの稜線と同じような植生だ
忠別岳を目指して木道を進む。左奥にトムラウシ。あれを越えれば、この日のテン場の南沼幕営場だ。遠いな。それに最後にあの登り返しか・・
右端が忠別岳山頂。左手前が忠別沼。一帯はチングルマのお花畑だ
白いチングルマとピンクのエゾノツガザクラがコラボして斜面を覆う
チングルマのすごいお花畑が広がる
忠別沼は静かでお花畑に囲まれた別世界だった。先が長いので、のんびりもしていられない
忠別岳山頂(1982m)。忠別沼からここまでの登りが藪漕ぎの連続。ハイマツをかき分け、潜り抜けて登ってきた。おまけにブイのような小さな虫が、顔や腕や体に一杯くっついてくる。口を開けて呼吸もできないくらいだ。山頂についてザックを下ろしたら、ザックにもわんさかと虫がついていた(笑)
これで終わりかと思ったら、下りも同じ藪漕ぎ+虫地獄だった(泣)
忠別避難小屋を眼下に見下ろしながら再び広い稜線を進む。頑張れば、前日に白雲岳避難小屋からここまで来ることも可能。2日目の行程を短くして、トムラウシでのんびりできる
化雲岳(かうんだけ、1954m)のピークも踏んでいく。山頂標の右奥は旭岳。この山頂から、トムラウシ方面への縦走路と天人峡方面へ下るルートが分岐する
ヒサゴ沼避難小屋を見下ろす。この小屋は昨年に改装されたばかり。白雲岳避難小屋からのほとんどの縦走者は、化雲岳からヒサゴ沼避難小屋へと下って一泊し、翌日にトムラウシを通過して、2泊3日で東大雪国民宿舎へと下山していく
私はトムラウシから十勝連峰へさらに縦走するため先へと急ぐ。4日目の昼頃には天気が崩れる予報なので、本日中にトムラウシを目指す。天気が持てばここで泊まり、余裕を持って縦走できるのだが、天気ばかりは何ともならない
天沼までやってきた。この周囲にもいろんなお花畑が広がっていて、目を楽しませてくれた
湿地帯に生息するイワイチョウが群生していた
エゾコザクラも一面に広がっていた
圧巻はエゾカンゾウのお花畑だった
車山高原や尾瀬などで見かけるニッコウキスゲと同じ仲間なのでそっくり。分類的に言うと、「種」が異なるとのこと
天沼から岩ゴロ帯を進む。ガスの時は黄色のペンキやピンクのリボン、石積みのケルンなどの目印を見失いやすいので要注意。この先にある北沼への登りのロックガーデンも同じような岩ゴロ帯だ。ともにナキウサギの声が聞こえていたが、姿を見かけることはなかった。熊よけのため、携帯プレーヤーでビートルズをガンガンかけているから、ナキウサギが姿を現すはずもないのだが・・
北沼までロックガーデンを登ってきた。背後の右のピークがトムラウシ山頂。雲が出てきてしまった
トムラウシ山頂までも同じような岩ゴロ帯。岩は安定していて登りやすい
トムラウシ山頂到着(2141m)。テン場から上がってきたご夫婦にシャッターを押してもらった。奥さんがナキウサギを見つけたが、私は見ることができなかった
ガスで眺望がない上に風が強いので、ちょっと休憩してテン場へと下った
南沼幕営場。サイトは4か所くらいに分散している。到着が遅いので、快適な場所は残っていない。雨は降らなさそうなので、できるだけ小石がなくフラットな場所を選択して幕営
3日目の記録
南沼幕営地~三川台~ツリガネ山~双子池~オプタテシケ山~美瑛富士避難小屋(17キロ、約12時間)
歩行ルート図と標高グラフ
最高点の標高: 2011 m
最低点の標高: 1408 m
累積標高(上り): 1437 m
累積標高(下り): -1776 m
山行の詳細
テントを撤収し4時半に出立。本日は距離よりもアップダウンがきつく、行程に要する時間が一番長い日だ
テン場にお別れ。ちなみに水場は写真中央辺りを流れる沢。左に見える雪渓があるうちは水を取れるだろう
南沼を通過していく
ゴールに近いオプタテシケ山には雲がかかっている。あの要塞のような壁を越えていかなければならない。この日の試練だ
もう一つの試練が藪漕ぎ。あまり人が利用しないので、笹やハイマツが伸び放題で登山道を塞いでいる。早朝は夜露で濡れていて、腿から下がぐっしょり濡れ、靴の中は湖のようになってしまった(泣)
こんな道を抜けていく。人がいないので携帯スピーカーで大音量の音楽を流し、熊よけ鈴2つをチリンチリンならし、笛をピーピー吹いて、熊にこちらの存在を知らせる
残雪、沼、稜線の奥には雲海。断続的に続く藪漕ぎの合間の癒し
雪渓の左が三川台。この辺りの藪漕ぎは胴から上が出るだけマシ
三川台で終わりかと思ったら、この先も藪漕ぎが続いた(涙)。中央上のツリガネ山の肩を越えて左奥のピークを通過していく。右奥にオプタテシケ
ツリガネ山の肩への途中から、ここまで来た道を振り返る。右奥の双耳のトムラウシから稜線を左に三川台まで藪漕ぎし、中央下へ標高を下げてここまで登り返してきた
中腰姿勢、時にはハイハイ、断続的に続く藪漕ぎに脚力が奪われる。マットなどのザックへの外付けはやめた方がいい。ただでさえ、ザックが引っかかって難儀する
オプタテシケまで遠いな。どこまで藪漕ぎが続くのか・・
中央奥の右の双耳峰がトムラウシ。出発から5時間経過。随分歩いてきたが、まだまだ先は長い。この日はほぼ快晴で最高の天気となった。明日も持ってくれるといいが・・
少しずつオプタテシケに近づいてはいるんだけど・・。アップダウンの連続。結局、藪漕ぎはオプタテシケの麓にある双子池まで断続的に続いた
双子池のテンバに到着。ここからオプタテシケへの登り返しが始まる。写真は、オプタテを背にして双子池のテン場を見下ろした構図。テントを張れるところは分散している。テン場からオプタテ方向に登山道を少し登ると沢の水を汲める
オプタテシケ山頂への標高差550mの登りが辛い。本当に要塞みたいな壁だ
途中で何度も休憩。トムラウシを振り返る(中央右端から4分の1辺りの双耳峰)。左端の奥に旭岳が見える。ここまでよく歩いてきた。オプタテシケへの登りはあと半分くらい
双子池テン場から2時間半、やっと稜線まで登り上げた。ここから標高差50mを登ればオプタテシケ山頂だ。光が見えた瞬間
オプタテシケ山頂に到着(2012m)。やれやれ
ニペソツ山(中央やや左)を含む東大雪の山並みが遠くに見える
やや左奥にトムラウシ。本日も老体にムチ打って我ながらよく歩いてきた。山頂にはトムラウシから縦走してきた6人が偶然一緒になった。3人組と親子2人組とソロの私。みんな同じようなペースで歩いてきたからね
実はこの時に、翌日に三者三様の行動を取ることになるとは思いもしなかった。みな同じ十勝岳を目指していたのだが・・。さて、美瑛富士避難小屋のテン場に急ごう
美瑛富士避難小屋へは、一番右手前のピークから下って、その先のピークを二つ越えていく。その奥に美瑛富士、左に美瑛岳と十勝岳(中央やや右)が見える。一番左奥の三角錐は下ホロカメットク山
まずは稜線を進んで下る
ベベツ岳への登り返し。オプタテシケの後の登り返しは辛い
ベベツ岳からさらに稜線を進み、左の尖がった石垣山を巻いていく。石垣山はその名の通り岩が積み上がったような山頂で、ここで初めてナキウサギを見つけることができた。スマホを構える間に岩の隙間に隠れてしまった
石垣山から下る途中で美瑛富士避難小屋とテン場を右下に見下ろす。正面は美瑛富士。小屋の水場は涸れているので、美瑛富士の裾野を横切る道を左に20分程進むと雪渓からの沢がある。冷たくておいしい水だった
美瑛富士避難小屋とテン場まであと少し。小屋の右横の空き地に、トムラウシからほぼ同じペースで来た親子二人組と一緒にテントを3つ並べた。その後、水汲みに往復40分。この日は疲れた
4日目の記録
美瑛富士避難小屋~美瑛岳~十勝岳~吹上温泉(12キロ、約7時間)
歩行ルート図と標高グラフ
最高点の標高: 1901 m
最低点の標高: 1013 m
累積標高(上り): 533 m
累積標高(下り): -1148 m
山行の詳細
翌朝はガスの中、親子二人組と一緒に出立。昨夕に水を汲んだ沢を通過(小屋から美瑛富士分岐方面に歩いて20分位)。採水は写真左下の黒い岩のところ
最後の「あとがき」に記した通り、美瑛岳分岐に登る途中で暴風とガスにより十勝岳への縦走を断念。美瑛富士分岐から望岳台へ下るルートで下山。写真は途中のポンピ沢の渡渉ポイント
渡渉後に少し上流へ進むと、リボンやケルンがあり望岳台への標識がある
ガスで十勝岳避難小屋が分からず、泥流分岐まで下りてきた。写真は大分ガスが弱くなったものの、相変わらず雲の中の十勝岳山頂方面を撮影
車をデポした吹上温泉キャンプ場にたどり着いた。中央奥の白銀荘の日帰り温泉で生き返る。3泊4日を無事に歩き通すことができた。感謝感謝!
山行を終えて
予報通り天候に恵まれ、素晴らしい大雪の稜線歩きを楽しむことができた。残念ながら、暴風+横殴りのガスで、4日目の美瑛岳と十勝岳を断念せざるを得なくなり、緑豊かな表大雪とは風景が劇的に一変する火星のような十勝連峰の光景を楽しむことができなかった。十勝連峰の別世界については、またの機会の楽しみとしておこう
ところで、オプタテシケの550mの登り返しを越え、3泊目に美瑛富士避難小屋でテン泊したのだが、私と同じくトムラウシの南沼幕営場から縦走してきた3人組と親子(私と同年代の父親と社会人の息子)も一緒だった。親子とは途中からほぼ同じペースで歩き、一緒に小屋にたどり着きテントを並べた
翌日、3人組は悪天により行動を見合わせ、もう一泊避難小屋に留まることにし、私と親子がテントを撤収してガスの中を一緒にスタートした
美瑛岳分岐への登りで私が失速し、親子が先に進んだ。高度を上げると次第に風が強くなり、20mを超えるような横殴りのガスを伴う暴風となった。地元出身で北海道の山を登り慣れている親子は、そのまま十勝岳、富良野岳への縦走に進んだようだが、無事を祈りたい
私は暴風に煽られ先に進めず、美瑛避難小屋方面へ引き返した。避難小屋で待機して最悪もう一泊するつもりだったが、小屋のすぐ手前で、トラバースルートで望岳台へピストン下山するソロテン泊の方に会い、元自衛隊の経歴を心強く思い、私も一緒に下山することにした
状況変化に対して、前進・停滞・エスケープという三者三様の意思決定となった。あの暴風とガスの中で、視界が不明瞭かつ全身ずぶ濡れになり、体温が奪われた。濡れたせいか、スマホは顔認証出来ず、パスコードの手入力も反応しづらくなり、GPSアプリで自分の現在地も見られない。大袈裟ながら「ああ、人はこうやって身動きが取れなくなって遭難するんだな」と実感し、引き返すことを決意した次第。私にとっては良い経験になった
今回、旭岳、トムラウシ、十勝岳を個別に登っていれば、百名山ハントは確実に進んだだろう。しかしながら、結果的に十勝岳を取りこぼしたとは言え、3日間の晴天に恵まれ、夢であった大雪山系の縦走を楽しむことができたことはこの上ない喜びだ
大雪の大きさを十分に体感し、北海道の大自然に触れた本当に素晴らしい縦走だった。残雪期や高山植物が咲き乱れる初夏、さらには紅葉シーズンなど、季節を変えてぜひとも再訪したいと思う
天候悪化により、北の国からシリーズ第二弾は、これで打ち切りとし、予定を切り上げて帰宅した。残りの三座はそのうちに第三弾としてやることとしよう。だけど正直なところ、北海道の山は遠いな・・
関連情報
なお、今回の山行に関するコース状況やタイム、駐車場やトイレ情報、避難小屋やテン場、水場、日帰り温泉、登山口と下山口との交通アクセスなどの詳細については、以下の記録を参照されたし
大雪山縦走(旭岳→トムラウシ→オプタテシケ。十勝岳は断念) ☜ ヤマレコの記録