2017.10.03 13:10
羽黒山、月山、湯殿山を総称して出羽三山という。羽黒山は現世、月山は過去、湯殿山は来世の神と言われ、出羽三山をめぐることを生まれ変わりの旅ともいう。松尾芭蕉も奥の細道で歩いた出羽三山を歩いて旅する。
1日目。秋晴れ。土日の天気予報が良かったが、土曜の宿が取れずに日月で出かける。まずは5時間のドライブで湯殿山に到着(冒頭の写真)。大鳥居の横の参篭所にあるご神湯に入り、ここからシャトルバスで羽黒山に向かう。車はゴール地点のここにデポ
バスで移動中。米どころらしい田園風景。稲刈りが始まっていた。奥には月山。あそこまで歩いて戻る
バスは羽黒山山頂まで行くが、私は隋神門近くで下車。宿坊も茅葺で風情がある
隋神門から参道に入る。立派な杉の大木
最初は少し下って須賀の滝
少し先に国宝の五重塔。約600年前に最上一族により再建されたとか
夜はライトアップされる。吉永小百合さんのポスターでも有名
参道には樹齢300年以上の杉の大木が並ぶ。観光客に混じって2446段の石段を登る
二の坂の茶屋に到着。晴れの日曜日なので混んでいたが、ここは外せない
小屋から庄内平野が一望できる。涼しい風が吹き渡り気持ちよい
この景色を眺めながら、抹茶と力餅2個のセットをいただく
山伏姿の修験者も。ほら貝を吹いていた
やっと山頂山門に到着
三神合祭殿にお参り。巫女さんに聞いたら、真ん中の月山神社(過去)、右の出羽神社(羽黒山、現世)、左の湯殿山神社(来世)の順にお参りする。この作法に従う
三神合祭殿は日本一ともいわれる立派な茅葺
重要文化財の鐘楼も茅葺
羽黒山の参道や山頂には、なぜか全国にあるいろんな神社の社が並んでいる
表参道と打って変わって、誰もいない登山道を裏側に下りる
月山ビジターセンターの近くに下りてきた。今宵の宿はセンターの斜め向かいにある休暇村羽黒。午後3時前にチェックイン。お風呂に入ってひたすらアルコールを飲む。明日は早朝に立ち、月山へと歩く
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なお、この山行のコース概況、タイムなどの詳細は、以下の記録を参照されたし
山行記録: 出羽三山掛け。羽黒山→月山→湯殿山神社 ☜ ヤマレコの記録