１か月くらい前にお盆休みを自宅で過ごした際に、葛西臨海公園へ早朝ウォーキングに出かけた。朝５時半くらいだっただろうか、舞浜大橋を渡っていくと左前方に白く輝く大きなリングが見えてきた
正体は大観覧車。夜は何色ものイルミネーションで目を楽しませてくれるが、深夜になると電灯は消される。何年か前に初めて早朝ウォーキングでこの光景を見たときは、飛行機などの衝突回避のために存在を知らせるべく、朝まで白の単色の電灯をつけているのかと思った。しかしよく見ると電灯ではなく、朝日が観覧車のガラスに反射して光っていることに気づいた
残念ながら京葉線が邪魔してリングをくっきりと見ることができない。ドローンでも飛ばすことができれば、きれいなリングを捉えることができるのだが・・・
葛西臨海公園内に入れば、京葉線はもう邪魔にならないが、公園の木々が邪魔になって部分的にしか見えない。観覧車の全景が見える場所へ行くと、ただの観覧車にしか見えない。太陽の昇る位置と自分の立ち位置とが一定の角度にならないと、観覧車の窓ガラスに当たった朝日の反射光が見えないのだ
時期的には梅雨明けから夏の間くらいだろうか。それ以外は太陽の登る位置とウォーキングで歩く道との角度が合わず、反射光は見えない。もちろんドローンを飛ばすとか小舟で海辺に出るとかすればいつの季節でも見えるのだろうけど・・・
ある特定の時期の限られた時間帯で、しかも晴れの日だけに見られる光景だ。ウォーキングに出てこの光景を見ると何だか良いことがありそうな気分になるが、今のところそのような幸運には当たっていない。でも晴れやかになった気分で一日をスタートできるだけで、十分に恩恵を受けているように感じる