計画に当たって
年齢からくる衰えには逆らえず、今シーズン限りでバリエーションルート(バリルート、VRともいう)は足を洗って、来シーズンからは一般登山道に専念するつもり。ちなみにバリエーションルートとは、ルートがガイドブックなどの地図に記載されておらず、ルート上にはペンキの印やリボン、標識などの目印がなく、ルートの難所に鎖や梯子なども整備されていない登山ルートのこと。
従って、バリエーションルートを進む場合は、自分で最適なルートファインディングをすることが必要であり、岩稜の登攀や沢の渡渉などに対処できる技術や知識や経験が求められる。有名なバリエーションルートとしては、槍ヶ岳の北鎌尾根や前穂高岳の北尾根、剣岳の八ツ峰などの岩稜ルートがある。さらに、穂高の滝谷や谷川岳の一ノ倉、北岳のバットレスなど、岩壁を登攀するアルパインクライミング(以前はロッククライミングとも呼ばれた)も究極のバリエーションルートといえる。
9月に入り今シーズンの登山も残りわずかとなってきた。10月初旬までに小屋締めする山小屋が多いので、あと何回もバリエーションルートに行けない。数少ないチャンスでどこに出かけようかと思案していた。槍の北鎌尾根や前穂の北尾根を再訪しようかと考える一方で、未踏の奥穂高岳の南稜や明神岳(みょうじんだけ)の主稜も検討の俎上に載せた。
奥穂南稜はロープなしでも何とかなりそう。明神主稜は5峰から1峰へ向かう順ルートにおいて、2峰で2P(ピッチ)の懸垂下降が必要になる。この1か所の懸垂のために重いロープを担ぎ上げて縦走するのは老体には魅力的とはいいがたい。ロープを使わずにクライムダウンもできるようだが、最近のネットニュースではあちらこちらの山で遭難事故の報道が相次いでいる。お仲間入りしないように難易度が高いクライムダウンは自重して、2峰の岩峰を下るのではなくフリーで登る逆回りルートを検討した。
今シーズンの残りのチャンスは限られるので、一つの山行で奥穂南稜と明神主稜を両方できないか思案し、最終的に奥穂南稜を登って穂高岳山荘に泊まり、翌日に明神主稜を下るという計画に行きついた。ここまで計画ができてしまうと、他のバリルートの再訪は立ち消えて、この計画に気持ちがのめり込んでしまった。年も顧みず、イメージだけが膨らんで欲張りな計画を実行に移すことにした。
歩行ルート図と標高グラフ
山行全体のルート図と標高グラフ
2日間の総歩行距離:15.5k、累積標高上り:2,392m、累積標高下り:2,382m
最高点の標高: 3189 m
最低点の標高: 1501 m
累積標高(上り): 2737 m
累積標高(下り): -2724 m
私の歩行GPSログをもとにGoogle Earth Proを用いて3D歩行ルートの動画を作成した。動画時間は約45秒だが、右下の3点リーダーからPlayback speedを変更できるので、好みで調整されたし。
1日目:奥穂南稜↑ 上高地から奥穂南稜経由で奥穂高岳、穂高岳山荘へ
最高点の標高: 3184 m
最低点の標高: 1501 m
累積標高(上り): 1858 m
累積標高(下り): -376 m
2日目:明神主稜↓ 穂高岳山荘から奥穂、前穂、明神主稜経由で上高地へ
最高点の標高: 3189 m
最低点の標高: 1509 m
累積標高(上り): 867 m
累積標高(下り): -2348 m
山行の詳細
※ 奥穂南稜も明神主稜もバリエーションルートなので、私のようなジジイが出来たからと言って安易に踏み込まないこと。それなりの登攀やクライムダウンの技術や経験が必要。途中まで登って行き詰まっても容易に引き返せない。ロープで懸垂下降しないと下りられない急斜面や岩場が多い。
※ 南稜は雨が降った直後など濡れているときは踏み込まない方が良い。登りも滑りやすくなるが、ルート修正でちょっと下ろうとするときに滑って落ちやすい。詳細は以下の写真に付記した説明を参照されたし。
1日目の山行の詳細
1日目は、深夜1時に自宅を出て、さわんど温泉駐車場へ移動(5時着)。タクシーで上高地へ入り、岳沢小屋を目指す。岳沢小屋から奥穂南稜を登り、奥穂高岳山頂に立ち、穂高岳山荘に宿泊した
朝5時くらいにさわんど温泉に到着。始発バスは6時発なので、バスターミナルの市営第3駐車場には向かわず、タクシー拠点の梓第1駐車場に駐車(市営と同じ700円/日)。ここからタクシーで上高地へ即移動。片道4600円の定額制。上高地へ向かう釜トンネルのゲート前で待つこと数分。オープンと同時に上高地へ向かったので、バスより1時間ほど早く上高地入りできた。大都会から上高地への直行バスが続々と到着。登山者のみならず、若い世代の旅行者も結構多い。1時間を捻出できたことで、1日目の行動にゆとりができた。
河童橋を渡ったところにある穂高連峰の説明図。今回の周回ルートが良くわかるので、この図を掲載。写真中央下の岳沢(だけさわ)まで進み、そこから逆くの字に奥穂南稜を通って奥穂高岳を目指す。山頂から30分ほど反対側に下った穂高岳山荘に宿泊。翌日は、山荘から奥穂山頂に登り返し、吊尾根を通って前穂高岳に進む。そこから右方向の明神岳主稜を歩く。写真右端の稜線を下って上高地に戻ってくる。
上高地から岳沢小屋へ向かう半分ほどのところで岳沢らしい景色になる。中央奥に見えているのが奥穂高岳(Vの右)。本日の標高差は約1600メートル。
7年ぶりの岳沢小屋。いつの間にかお洒落なテラスができていた。勝手に休んじゃいけない雰囲気が漂う? 遠慮してテラス手前下のベンチで休憩。テラスの奥に見えるのは乗鞍岳(のりくらだけ)。乗鞍の右手前が焼岳(やけだけ)、左手前が霞沢岳(かすみさわだけ)。
岳沢小屋から進む奥穂南稜ルートの概略図。山岳会「ふわくの会」の方々が作成されたものだろうか。会のHPで見つけた。とても参考になった。この場をお借りしてお礼申し上げる。
左側のルートを上まで進んで(赤色の点線)、右下からさらに上り続ける。以降の写真と合わせてみてもらえれば、ルートのイメージがつきやすいと思う。
岳沢小屋のテン場の途中から左手の沢に下りて涸れた沢を上がってきた。正面奥の雪渓(写真では右にある雪渓)の左側(沢の右岸)を目指す。中央奥にトリコニー1峰(右)から3峰(左)の3兄弟のピークが見える。1峰と2峰を越えて行く。
雪渓取り付きから右岸(左側)の岩の上を奥まで進む。ちなみに沢や川の場合は上流側から見て右が右岸、左が左岸となる。雪渓の上を歩いて進むことが多いのだが、雪渓の端が崩れて左側の斜面との間にギャップができ、雪渓から斜面に移動する場所の選択と方法に悩む場合が多い。近年は温暖化で雪渓の融解が早くなっており、たまに雪渓のトンネルを抜けていく強者もいる。今回は雪渓が小さくなっており、取り付きまで雪渓左横の斜面を難なく通過できる状態であることを情報入手していたので、アイゼンとピッケルは持ってこなかった。
突き当りは見事な柱状節理の壁。まるで北海道の層雲峡のようだ。写真の左側へと壁の手前を進む。
一つ前の写真の壁の突き当りを少し左上し(上の写真では上方向へ進み)、写真右上方向へ戻るように柱状節理の上を進むと、下の滝に取り付く。滝といっても普段は涸れている。
南稜の下部はルンゼと呼ばれる沢状の岩ゴロを詰めていくのだが、ルンゼに登るための最初の3mほどの壁に手こずった。比較的新しいハーケンとひどく古いハーケンが壁に打ち込まれているので、そこを登り上げることに間違いはなさそう。2回ほど手足をかけてどうやって攻めるか試し、3回目にやっとこさ壁の上に乗り上げることができた。最初から南稜の洗礼を受け、先が思いやられる。
最初の壁を突破した後は、「下の滝」は難なくクリア。「上の滝」を登っていく。こちらも岩が濡れていなければ、フリクションが効いて登りやすい。まとまった雨の後はシャワークライミングみたいになるんだろうな。まぁ、そういうコンディションで登るルートではないけど・・
「上の滝」の上部の岩壁。ここも岩が乾いていれば難しくない。快適な登攀を楽しめる。
滝と岩壁を越えれば、上の写真のような沢状のルンゼを進む。もう少しでルンゼが三又に分岐するポイント。写真上部にモノリス岩が見えてきた。南稜後半の岩稜クライミングの始点だ。
ピノキオの鼻のような(ウソップの鼻?)モノリス岩をアップ。あの横を抜けていく。
ルンゼが三又に分かれるところ。この先にあるスラブ岩壁を登攀して越えて行く場合は、中央ルンゼを進むと岩壁の凹角の取り付きの近くに出る。スラブ岩壁の登攀にはクライミングシューズとロープがあった方が良い。登攀しない場合は、右のルンゼを進んで藪漕ぎしながらハイマツや灌木の中を抜けていく。私はロープもクライミングシューズもないので、迷わず右側のルンゼへ。
上の写真を見ても、正直どれがどのルンゼか分かりずらい。おそらく正面の木の間の3つ凹んだ空間が、左・中央・右のルンゼなのだろうと推測。
右のルンゼの取り付きが分かりずらかったので、中央のルンゼを進んで途中から右のルンゼへと藪漕ぎに突っ込んだと思っている。こんな感じの藪漕ぎで、比較的明瞭な藪漕ぎと写真のような怪しげな藪漕ぎを繰り返した。ここは写真ほぼ中央を上へ進んだ。暑いので半袖で登っていたが、ここからしばらく続く藪漕ぎで両腕にたくさんの擦り傷を負った。
藪漕ぎで右に左に進む途中、藪漕ぎ帯の左端に出て、左手にスラブ岩壁らしきものが現れた。写真中央の縦に走る凹角の岩と思われるところを登るようだ。残置ハーケンや残置のロープなどが見えた。普通の登山靴じゃ厳しいな。
藪漕ぎに疲れて振り返る。右に焼岳、左に霞沢岳、奥に乗鞍。乗鞍の左奥に御嶽。写真中央に上高地が見える。
振り返った左手側には前穂から明神岳への尾根。明日はあそこを歩けるかな?
振り返った右手側には奥穂から西穂への稜線。ピラミッドピークの尖がりが見える。一般登山道としては屈指の難ルート。
やっとのことで、モノリス岩の直下に着いた。途中でスラブ岩壁の横に出たので、軌道修正すべく藪漕ぎの中に戻り、踏み跡らしきものを辿って漕ぎ続けると、今度は反対側の藪漕ぎ帯右側に出てしまった。そこからちょっと厳しい登攀個所を2つ通過した。やっぱりルートミスしたのかな?
でも古いながらも残置ハーケンなどがあったので、全くのルートミスではないと思う。ただ、いろんな方の記録を見ても、この藪漕ぎ帯を割とすんなり抜けているので、最善のルート取りでなかったことは間違いないようだ。ここまでに疲労困憊。ここから後半戦で、岩稜がメインの登りに変わる。
横まで登るとモノリス岩は結構寝ている。あの先端に腰かけて写真を撮る人もいるが、自撮りでやってもね・・。しかも年寄りじゃ、仙人みたいになっちまう。
トリコニー1峰。写真左の隙間から入るのか?何も考えず中央の2つの岩の右側の隙間から入った。
こちらが侵入した隙間。階段状に登り、青空の少し下の手前の岩から奥に見えている岩へと乗り移る。名物のまたぎの岩。股関節の固い人、足の短い人は乗り移りに難儀するかも・・。一つ上の写真で、左側に岩の隙間があるが、あの隙間分をまたぐことになる。
トリコニー1峰の山頂。写真の岩峰群の右側を巻くように手前の尾根にきた。
トリコニー2峰へと進む。写真下部のハイマツを横切って正面から攻めるべきだったようだ。ハイマツの写真右寄りを上へと進み、横から2峰へ取り付いた。
2峰に取り付くところから眼下にはトリコニー1峰が、奥には明神1峰、2峰の尖がりが見える。
トリコニー1峰のアップ。一番右の岩の向こう側に残置スリング(輪っか状の紐)があったので、それをつかんで上まで行こうとしたがダメだった。結果的に行けなくてよかった。強引に登っていたら、こちら側に下りられなかった。
トリコニー2峰へ横から登る。
2峰山頂から先に続く急な岩場。写真左側にある3峰(写っていない)はコースから少し外れているので、慣例に倣ってスルー(笑)
急な岩場を進む。ずっと稜線を登ってピークを越えて行く。
急な岩場の上部から。左下にトリコニー1峰が見える。2峰は岩稜の末端かな。
2回ほど右側に巻きながら稜線を進んだと記憶。巻いてもすぐに稜線に戻ること。
ナイフリッジ上部。上に見えているのが懸垂下降ポイントの岩。
ナイフリッジから逸れて懸垂ポイントへ。明神の高さ(約2930m)と同じくらいまで到達。
ロープは持ってこなかったのでクライムダウンで下りる。下まで到達する長さのロープが垂れているとのことだったが、短いのに変わっていた(笑)
ロープが垂れているところから下へ降り、写真中央やや下のバンドのようなところを左へ移動して下りた。懸垂は写真左のクラックに沿って下りる。懸垂支点は左側の岩にあった。
岩稜を抜けてガレ場の斜面にでた。GPSを見ながら南稜の頭に向けて、適当にガレ場斜面を進む。ガスると方角が分からなくなるのでGPS必携(スマホのGPSアプリでOK)。
左上に奥穂山頂が見えてきた。やれやれ。
南稜の頭に到着。奥穂南稜コンプリート! この日に南稜を登っていたのは私一人だけだった。後続がいたら、せっつかされて気が焦っただろうし、絶対に落石できないので緊張したと思う(今回は一度もラクさせなかったが・・)。ここでセルフビレーのため保険で付けてきたハーネスを外す。
奥穂山頂へのビクトリーロード。ここからは奥穂と前穂の間の吊尾根の最終部分で一般登山道になる。
奥穂山頂の祠。無事に到達できたことのお礼と、翌日の明神主稜の無事を祈る。15時を回ったところ。予定より1時間くらい遅いな。迷わずタクシーで上高地入りして良かった。バスより3千円ちょっと出費したけど、セーブした1時間が効いた。ということは、予定より2時間余計に時間がかかったということだ。左奥には槍ヶ岳への稜線が見える。
今宵のお宿、奥穂直下の穂高岳山荘に下りる。喉カラカラ。早くビールが飲みたい。小屋の奥は涸沢岳。右奥は北穂。
到着後は速攻でビール。テラスから奥穂を見上げる。まったりと余韻に浸りながらくつろぎ中。
70代中盤から70代後半の女性3人組(失礼ながらご本人たちに聞きました)。左下のリーダーが真ん中の女性に、「もっと右足伸ばして」とか色々と大声で指示してた。自分は10年後に同じ年齢になっても奥穂に登れるだろうか? 団塊の世代は逞しい。若かりし頃はミニスカートでゴーゴーを踊っていたんだろうな(笑)
穂高岳山荘と涸沢岳。涸沢岳には行かない(疲れて行けません)。
テラス正面。奥には常念山脈。手前に屏風岩と前穂北尾根へ続く尾根。斜面に影奥穂。
夕食後にテラスに戻って前穂の北尾根を眺める。左下が6峰で右上が前穂本峰。6峰と5峰の鞍部(コル)から本峰へと登ったが、あちらのバリエーションルートは藪漕ぎが無くて快適な岩稜クライミングだった(短いけどピリ辛)。
夕日と反対側なのに八ヶ岳方面から放射状の光。何だろう? この夜は疲れて爆睡だった。
蛇足ながら、以下は2日目に吊尾根から眺めた奥穂南稜。
大雑把な南稜ルート図(橙線は概略イメージ図なので正確ではない。要注意)。1912年に猟師の嘉門次がイギリス人宣教師のウォルター・ウェストンを案内して奥穂への初登頂を果たしたクラシックルートだ。ウェストンは日本アルプスを世界に紹介した。宣教に来たんだか何だか・・
通過した南稜の核心部トリコニー3兄弟とモノリス岩。上から見るとよく分かる。
モノリス岩の直下の藪漕ぎに想定以上に時間を費やした(赤枠部分)。やはり最善ルートを選択し損なったようだ。赤枠の真ん中あたりに上へと延びる藪漕ぎルートらしきものが見える。あそこを上に行けばもっとすんなりと通過できたようだ。
私は真ん中から右方向への踏み跡を進み、藪漕ぎ帯の右端の岩との境界を上がった。ここから見るとルート取りがよく分かる。もう2度と行くことはないだろうけど・・。
山行を終えて
感想については、2日目の記録に記述した。そちらを参照されたし。
関連情報
アクセス
駐車場:
タクシー発車場の梓第1駐車場を利用。700円/日(市営と同じ料金)
さわんどの駐車場情報は以下のサイトを参照
https://www.kamikochi.or.jp/access/sawando/
タクシー:
さわんど⇔上高地は片道4600円(定額制)
バス(アルピコ交通):
さわんど⇔上高地は片道1300円。往復2400円
https://www.alpico.co.jp/traffic/local/kamikochi/sawando/
上高地の公式サイト:
https://www.kamikochi.or.jp/
コンビニ
松本ICをおりてすぐのセブンから新島々駅近くのセブンまで、メジャーなコンビニが6-7軒ある
日帰り温泉
梓湖畔の湯(今回も利用)
上高地から下って、さわんど大橋の手前にある。沢渡バスターミナルから車で1分。いつも大抵ここを利用している。源泉かけ流し
750円、10-19時(受付18:15まで)、TEL:0263-93-2380
https://azusakohaann.jimdofree.com/
食事処しもまき
梓湖畔の湯からは道路の向かい側。そば中心の食事処に、源泉かけ流しの日帰り温泉がある。そば以外には生姜焼き定食、親子丼がある
入浴は600円、7-18時終了、TEL:0263-93-2500
https://tabelog.com/nagano/A2002/A200202/20015895/
山小屋(穂高岳山荘)
1泊2食13500円。朝食の代わりに弁当も同じ。事前予約制(Web予約。直前は電話にて)。カード決済、電子マネー決済可能。創業100周年記念とのことで、記念バッジがもらえた
コロナ対応継続中。布団一枚のスペース(一畳分)/人。殆どの部屋は隣との間を上半身の仕切り(衝立)。私が入った部屋は2段ベッドの部屋で、全身ロールスクリーンの仕切りだった。ロビーに不織布の枕カバーとシーツが置いてあった(必要な方はご自由にとのこと)
水は涸沢岳の雪渓から採取している。宿泊者は無料。トイレは洋式簡易水洗だが、水量は非常に少ない、洗面の流しも同じ
各社の携帯電波は入る
https://www.hotakadakesanso.com/
歩行データ
1日目
上高地バスターミナル05:26→05:29河童橋→05:40日本山岳会上高地山岳研究所→05:49岳沢湿原・岳沢登山口→06:23天然クーラー→06:33見晴台→07:36岳沢小屋07:55→08:28南稜取り付き08:36→10:33ルンゼ分岐→11:46モノリス→11:53トリコニーI峰12:10→12:33トリコニー2峰12:48→14:41南稜の頭14:54→15:06穂高岳15:15→15:42穂高岳山荘(泊)
2日目
穂高岳山荘04:36→05:10穂高岳→05:32南稜の頭05:40→06:48紀美子平06:58→07:28前穂高岳08:06→08:29A沢下降点08:40→09:12奥明神沢のコル09:31→09:58明神岳10:08→10:58明神岳2峰11:00→11:10明神岳3峰11:23→11:31明神岳4峰→12:41明神岳5峰13:03→13:45明神5峰南西尾根の肩13:52→16:00天然クーラー16:08→16:31岳沢湿原・岳沢登山口→16:39日本山岳会上高地山岳研究所→16:44河童橋→16:51上高地バスターミナル
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なお、山行記録はヤマレコにもアップしています