いつものごとくトーキョーディズニーリゾートの外側を東京湾沿いにウォーキング。気持ちの良い4月中旬のような陽気だった
舞浜大橋の下流、旧江戸川が東京湾に注ぎ込むあたり。左手前はグランドニッコー東京ベイ舞浜で奥がヒルトン東京ベイ
ウォーキングの折り返し点から帰ってくると、ユリカモメが騒いでいる。奥は東京都心方面のビル群。東京タワーの先端もちょっと見えている
いつもは静かに浮かんでいるのに、写真の通りこの日は羽をバタバタさせて、少し浮き上がっては着水を繰り返しながら、集団で移動していた
スマホで撮影した動画3本を単純にくっつけてYoutubeにアップした。字幕も音楽も何もない手抜き動画で恐縮だが、ざわつくユリカモメの集団の様子
写真下の中央やや右に迷惑そうに悠然と浮かぶカンムリカイツブリが一羽(笑)
ひょっとすると水面に小魚の群れがいるのかもしれない。でも目を凝らしても、魚をくわえたユリカモメはいないような・・。単に仲間でじゃれあっているだけかな
この少し下流で堤防の上からユリカモメなどにパンをちぎって投げ与えるおばさんがいる(私より年上のようなので「おばさん」と呼ばせてもらう)。ユリカモメがいようがいまいが、毎日のように投げ与えている。寄ってくるのは人懐っこいというか物怖じしないユリカモメくらいで、ウミネコやほかの鳥たちはこない。カラスとスズメを除いては・・
でもこの日はおばさんはいなかった。実は数年前から見かけてはいたが、最近ふとしたことで話をするようになった。2か月ほど前から捨てられた子猫が二匹いて、おばさんがたいそう気にしている。ある日、コンビニでペットボトルとプラスチックカップを買ってきて、堤防の下を歩いていた私を呼び止め、上からビニール袋ごと投げてよこした
とりあえず、おばさんの命令通り水をカップに注いで置いておいた。カップはすぐ倒れるだろうと思い、一応おばさんには「皿のように低くて重く安定した器じゃないと風で倒れるよ」とアドバイスだけはしておいた
翌日、おばさんは私が教えたとおりに、舞浜大橋の上流から防波堤の下を歩いてきて、陶器のお皿を置いて水を満たしていったようだ。次に会ったとき、おばさんは、遠すぎてとても歩いて通えないと私に言う。歩いて30分くらいなんだけど、確かに往復は遠いかも・・
というわけで行きがかり上、私がウォーキングついでに水を補充する毎日が続いている。2匹の猫は、今のところおばさんが投げ落とすパンと私が補充する水だけで痩せ細ることもなく随分大きくなってきた
じつは、私のウォ-キングコースには、ほかの場所にも捨て猫が何匹もいて、おばさんと似たような人が見捨てておけず餌や水を与えている。中には餌にありつけるディズニーシーにうまく潜り込んだ賢い猫もたくさんいるそうだ
正直、野良猫に餌や水を与えることについては個人的に前向きではない。行きがかり上、後ろ向きに仕方なく行なっているというのが偽らざるところだ。ユリカモメがGWの頃に北へ飛びたつと、おばさんは来なくなる
おばさんは市役所に保護を依頼したと言っていたが、私としては今からユリカモメが去った後のことが気になってちょっと憂鬱だ。GWの頃には、もう少し大きくなって、ここから脱出していく知恵がつくことを願うばかりだ
ユリカモメがほぼ去っていた後、何もなかったような穏やかな東京湾
そろそろ暖かくなってきたし、日が昇るのも早くなってきたので、早朝ウォーキングにシフトしようかな・・と思い始めている