孫のスーちゃん成長期(1歳から1歳半)

日常の出来事

今回は生後12カ月(2024年6月1日)から18カ月(2024年11月30日)までの成長記録。アプリ「みてね」の写真や動画などをもとに主な変化を追ってみた。

生後成長の様子
1歳1ヵ月
(2024年6月)
シナプシュなどTV番組を見ながら音楽に合わせて手を振ったり机などを叩いて拍子をとったり膝を曲げたり伸ばしたりして体を上下に動かす
カステラなどをフォークで上手に食べるようになった
カメラに向かって笑顔の表情を作ってポーズ
保育園で身体測定。1歳で身長73センチ、体重9.38㎏。身長がどんどん伸びている
支えがなくても一人で立っていられるようになった(立ち上がる時は介助)
メッシュの洗濯籠をかぶって大はしゃぎ
保育園ではバウンサーでお昼寝するようで、家でも眠くなると自分からバウンサーに乗って横になる
座った姿勢から自力で立ち上がった
襖を開け閉めするようになった
電話のおもちゃで「もしもし」の真似
20センチくらいの段差も自分で下りたり上ったりするようになった
自力で立ってそのまま歩けるようになった
「上手、上手」と言われると自分で拍手する
保育園と同じコンビカーを買ってもらい、家の中で押したり引いたり、またいで乗って走ったり
小さくむすんだおにぎり初挑戦。上手に食べた
1歳2ヵ月
(2024年7月)
クッキーやサブレを縦方向に口に入れて齧るのがスーちゃん流
近所のスタジオで1歳の記念写真。いっぱい写真を撮ってもらった
歯磨きトレーニングブラシを上手に噛み噛みできるようになった
電車を乗り継いでママの実家へ。ついでにママが通っていた美容室で初散髪。おとなしくしていた
浴衣を着せてもらった。腕が袖から出ないので怒って泣いた(笑)
1歳3ヵ月
(2024年8月)
手足口病に感染
ママがダイニングで在宅勤務中、ママの横でバウンサーに寝ころがったり、20センチほど高い洗面室の床に腰かけてママの仕事ぶりを眺めたり、膝元に来て仕事が終わるのをおとなしく待っていた
ティッシュをボックスから全部引っ張り出した(笑)
お風呂の洗い場でビニールプールに入って遊ぶ。シャワーを上からかけてもらって大はしゃぎ。水遊びしなくても家の中でビニールプールを引きずって好きな場所に行き、中に入って遊ぶ
パパとママと電車に乗って温泉に家族旅行。今回もお利口さんで旅行を楽しんだ
リビングに差し込むまばらな光を踏んで遊ぶ
スーちゃん語でお喋りすることが増えてきた
1歳4ヵ月
(2024年9月)
オモチャのラッパを吹けるようになった
チューハイの缶を口元にもっていって飲むふり。ママの真似かな
初めて新幹線に乗ってパパとママの友人の家に日帰り旅行。今回も列車の中はお利口さん
ママの帽子を被って遊ぶ。スーちゃんのパパが子供の頃にそっくり(笑)
ズボンやパンツを頭にかぶってすまし顔のスーちゃん(パパが教えた)
1歳5ヵ月
(2024年10月)
気に入ったご飯やおやつを食べると、阿波踊りのように両手をあげて振る「おいしいダンス」を披露してくれるようになった
2回目の手足口病に罹患
大好きなウサギのぬいぐるみを背中におんぶ。おぶ紐とぬいぐるみを持ってきて背負わせてくれとアピール
サンダルや靴を履いた状態で歩けるようになり、芝生の公園を歩き回った。ブランコを大きく揺らすと大はしゃぎ
ローラー滑り台で大はしゃぎ。もっと滑りたいと何度もせがむ
中耳炎を再発
1歳6ヵ月
(2024年11月)
送ってもらった蒸しパンミックスのセットを開けて、自分のお気に入りを指さしてアピール
中耳炎の熱が下がったり上がったりで治らず。紹介された総合病院で検診。レントゲンで大暴れ。結局、鼓膜チューブを両耳に挿入することに。その後、症状はなくなり元気になった
クレヨンでお絵描きも楽しむ。なぜか白色と薄だいだい色が好きなスーちゃん
パンダ、ネコ、ウサギのぬいぐるみを識別して種類も理解。「パンダさんは?」「うさちゃんは?」などと聞くと、パンダやウサギを指差したり引っ張り出したり
『きんぎょがにげた』の絵本などで、キンギョはどこにいる?と聞くと、絵に隠れているキンギョを上手に指さす
「みてね」にアップされた写真や動画から、主な変化をピックアップして列記した

食べる

道具を使って食べる

パン類は手で持って豪快に丸かじり。小さく握ったおにぎりも手で持ってパクパク。一方で、フォークやスプーンを使って食べることが上手になってきた。野菜や果物など食べられるものがどんどん増えてきた。今のところ好き嫌いなく何でも食べるのが頼もしい。クッキーやせんべいは、平ぺったい横方向ではなく、なぜか縦方向に口に入れて齧るのがスーちゃん流。

意思表示する

食事がいらなくなると器を遠ざけたり自分でラップを被せようとしたりする。もういらないの?と聞くと、いらないと言わんばかりに首を横に振る。

ぬいぐるみのおんぶ

大好きなウサギのぬいぐるみをママのところへ持ってきて、おんぶさせてくれとアピール。すぐにぬいぐるみだけでなく、おんぶ紐も一緒に持ってくるようになった。なぜぬいぐるみをおんぶしたがるのか?

保育園で先生が赤ちゃんをおんぶしている姿を見て、自分も真似しようとしているのかな?それとも先生が園児にぬいぐるみやお人形をおんぶさせて遊ばせていて、それを家でもやろうとしているのかな?

最近はお昼寝などの時にも、添い寝のように横に並べて一緒にブランケットを被って寝ている。赤ちゃんや幼児の人形を与えたら、自分がママや先生になったつもりでミルクを飲ませたり、服を着替えさせたりするようになるんだろうな。桃の節句のお祝いに贈ってみるか・・。カミさんは人形が増えすぎるので、絵本ぐらいがいいとの意見。

大豆生田啓友先生に聞く「人形遊び」が子どもの育ちにもたらす可能性とは?1、2歳児の研究をレポート! | HugKum(はぐくむ)
「人形遊びの研究」から明らかになること 子どもの毎日の遊びに欠かせないおもちゃ。 様々なおもちゃがあるけれど、

発熱

手足口病

手足口病が流行った時期に2回続けて罹患してしまった。口の中が荒れて不快そうだった。

中耳炎

相変わらずちょっと油断するとすぐに発熱してしまう。近くの耳鼻科で処方してもらった抗生物質を服薬していたが、熱が上がったり下がったりを繰り返すので、耳鼻科で紹介してもらった総合病院で検査をしたところ中耳炎をこじらせていたようだ。

結局、両耳に鼓膜チューブを挿入する治療を受け、熱は下がり抗生物質の服用も不要になった。大事にならずに済んでよかった。実はスーちゃんのパパも小さい時に同じような中耳炎で鼓膜チューブの治療を受けている。親子だな(笑)

反復性中耳炎・滲出性中耳炎における鼓膜チューブ治療 | 北海道・十勝・帯広 北斗病院

喋る

「ママ、パパ」だけでなく、「いない」「いらない」など少しづつ喋れる言葉が増えてきた。まだまだ片言の単語だけだが大きな前進だ。次男夫婦に聞くと、最近は、まずいことをしでかすと、怒られる前に自分から「やっちゃった」と自白するそうだ(笑)

表情

喋ることに加えて、最近は表情も豊かになってきた。今までは不安な表情や怪しむ表情、うれしい時、楽しい時のにこやかな表情、反対に悲しげな表情などを見せていたが、次第にもうちょっと複雑な表情も見せるようになってきた。

今回の成長期の期間からは1ヵ月はみ出るが、先日、お正月に我が家にやってきたときのこと。座卓を囲んでおせちを食べたのだが、スーちゃんは顔がかろうじて出るくらいの座高なので、小さな椅子を用意した。

食事後半は立ったり座ったりしていたのだが、座ろうとしたときに椅子の横に置いてあった厚めのティッシュの箱に腰を下ろしてしまい箱がぐしゃり。思わず立ち上がったがみんなに笑われ、両手を口に当てて「やっちまった」というような照れ笑いの可愛い表情を見せて、みんなを楽しませてくれた。

喜怒哀楽の表情だけでなく、はにかむ表情やちょっとほくそ笑むような表情、探検心あふれる表情などバリエーションが増えてきた。

歩く

家の中ではあちこち歩き回るようになったものの、靴を履く戸外ではなかなか一歩が踏み出せなかったスーちゃん。10月に(1歳5ヵ月)ママがお友達の結婚式でお出かけした際、次男がスーちゃんを連れて我が家にやってきた。

最初は人見知りでジジババに警戒していたが、打ち解けてきたあとに近くの公園に出かけた。広い芝生の上に下ろすと、突然歩き出して止まらない。散歩の子犬が小走りでやってきても、他の小さな子が近づいてきてもトコトコ歩き続けていた。

楽しくてしょうがないというような笑顔でどこまでも歩く姿に次男もびっくり。この日を境に靴を履いて自由に歩き回れるようになった。最近はみんなの先頭を行くように歩いたり、公園に向かって小走りのように歩いたり、どんどん前進している。パパやママはますます目が離せない(笑)

ふり遊び

「学ぶことは真似ること」とはよく聞くが、スーちゃんのスマホで電話する真似、缶チューハイを飲む真似などは、良く観察しているなと感心したくなるほどだ。一般的には、ぴょんぴょん跳ねて動物の動きを真似したりするのも「ふり遊び」の一つで、ママゴト遊びやお医者さんごっこなども、その延長線上にある。

子供に限らず大人になっても、このような行動が上達に重要な役割を果たしていることは知られている。背中を見て職人の技を習得することなどは、この最たる例だ。もちろん、良いことばかりではない。非行なども先輩をみて走るケースが多い。

悪事ではないが、「ふり」については、見て見ぬふりをするとか、知らないふりをするなど、大人になればなるほど「便利」に使われることも少なくない。子供も次第に「要領よく」なって、親の注意や小言が聞こえないふりをするようになったりするので要注意だ。

ところで自分はどうだったか?子供たちに正しい背中を見せてきたか?ちょっと自信が揺らぐ。息子たちには、そんな私を反面教師として、自分の子供たちに自信をもって真似てもらえるような親になってほしいと願うばかりだ。

子どもの成長は、真似をするところから
子どもは、なんでも真似をしたがりますよね。大人の真似をしようとあれこれ手を出して、パパママを困らせてしまうこともあるかもしれませんが、調べてみると、子どもが真似をしようとする行為は、奥が深いのです。欧米の研究によると、乳幼児は、大人の行動に...

絵本

スーちゃんが1歳になった頃、保育園に張り出してあった写真にスーちゃんが絵本をめくる姿があり、『指先を器用に使ってページをめくっています。すばらしい集中力』というコメントが書かれていた。それまで絵本はどちらかというと舐めるか齧るかの対象だったのだが、ページをめくる動作に目覚めたようだ。

絵本をめくるだけでなく、最近は眺めることが増えてきた。ただし逆さまに持って眺めていることが多い(笑)。先日「いないいないばぁ」の本をプレゼントしたのだが、すでに持っているのか、保育園でやったことがあるのか、ページをめくると『いない、ばぁー』と声に出していた。

『きんぎょがにげた』の絵本では、キンギョはどこにいる?と聞くと、絵に隠れているキンギョを簡単に指差していたのだが、最近の「みてね」を見ると、間違った絵を指すこともある。本当に見つけられないのかもしれないが、ひょっとするときんぎょ探しに飽きてきて、分からない「ふり」をして遊んでいるのかもと思えるようなときもある。

子供の成長には目を見張るものがあり驚かされることばかりなのだが、目を細めて喜んでばかりもいられない。大人を試すような反応をして、こちらをじっくり見ているのかもしれないと、逆の意味で目を細めて気を付けないといけないのかも・・

単なるお茶目な行動で何の心配もいらないとは思いながら、このまま心身ともにすくすくと真っすぐに育ってくれることを願ってやまないのは年寄りの杞憂だな。

次男(パパ)が言うように、これまで本当に手がかからない赤ちゃんだったスーちゃんもいろいろと試してみたくなる年頃になり、時にはちょっと危険なことやいたずらのようなことにも手を出すだろう。

そんな時に頭ごなしに怒るのではなく、どうやって上手に説明して「叱る」のか、パパやママは悩むところであり腕の見せ所だ。これまで感心するくらいとても上手に(特にママが)子育てしてきたので、今まで通り愛情を降り注いでやってくれれば何も心配はいらないと思っている。

最後に、この年頃の子育てにとても参考になるサイトを以下に紹介。ちょっと長い記事だけど、同年代の子供を持つ方は、ぜひ一度目を通されることをお勧めしたい。

満1歳から2歳 | 社会福祉法人若水会
目次 満1歳!! 赤ちゃんの好奇心 赤ちゃんがしゃべるということ 自己主張の芽 絵本読みタイム 子どもを叱る

 

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