春になり、朝方に空がうっすらと明るくなり始めるころに、「ツピー、ツピー」というシジュウカラの鳴き声で目が覚めるようになった。いつものトーキョー・ディズニーリゾートの外側を東京湾沿いに歩くウォーキングは、3月下旬から早朝モードに切り替えた
4月7日の朝に初めて夏鳥の飛来を確認。ツバメが2羽海岸沿いを低く飛んでいた。慌ててスマホで撮影したが、映っていたのは、レンズに着いたゴミかと思うような小さな点。特急「ツバメ」を撮るのは、年寄りには至難の業。いつか護岸に留まっているときを狙って写そう
今朝(4月13日)はコアジサシを確認した。遠くオーストラリアやニュージーランドから飛来してくる夏鳥だ。頭の上を3羽飛んでいたので、慌てて撮影したが、通り過ぎて後ろ姿になってしまった
今年も海岸近くで、コアジサシがダイブによる小魚キャッチを見せてくれるのが楽しみだ
こちらはめっきり減った冬鳥たち。多くは北へと旅立った。海岸から少し離れたところに残っているのは、カンムリカイツブリの10羽ほどの群れ
こちらはいつも海岸近くにいるオオバン。2021-22シーズンで、最初に飛来を確認した冬鳥はこのオオバンで、その次に現れたのがカンムリカイツブリだった。一番手と二番手がまだ浦安界隈に残っている
他にも、マガモやヒドリガモ、キンクロハジロを見かけるが、風前の灯火という感じの数だ。冬のあいだ大群でいるスズガモは、1週間ほど前に最後の小さな群れを見たのが最後で、もう見かけなくなった
今は気の早い夏鳥とのんびり家の冬鳥が一緒に過ごすわずかな期間だ。草花も鳥たちも、確実に季節の移ろいを感じさせてくれる