相変わらず夕暮れ前にトーキョー・ディズニーリゾートの周辺を東京湾沿いにウォーキングしている。日差しも春めいてきたので、そろそろ夏バージョンの早朝歩きに切り替えようかと思っていたところ、上のサムネイル画像のような河口で動きの速い鳥を見かけた
今まで見かけた冬鳥とは動きが違って、活発に潜っては小魚を捕まえて食べている。水面に浮いている時も動きはせわしない。スズガモやマガモなどのようにプカプカ浮いているという感じではなく、首を水面に突っ込んだり、羽をバタバタさせたり、くちばしで羽を繕ったりしている
オスは黒白灰の三色の目立つ出で立ちをしており、メスは保護色のように目立たない外見だ。ひょっとしてこれがカワアイサかと思いスマホでググると、どうやらウミアイサのようだ。ともにカモの仲間なのだが、いくつかの明瞭な違いがあるとのこと
まず、ウミアイサはオスもメスも後頭部に冠羽と呼ばれるギザギザの飾り羽根があるが、カワアイサのオスには冠羽がないとのこと
上の写真がオスの拡大写真。写真でははっきり見えないが、ウミアイサのオスの目は赤っぽく、カワアイサの目は黒色とのこと。また、ウミアイサのオスの首には太い首輪のような白い輪があるが、カワアイサのオスは首から胴にかけて白くつながっているとのこと
こちらがメスの写真。ウミアイサのメスは首の境界線がはっきりしておらず、一直線に見えないのに対し、カワアイサのメスには明瞭な色の境界線があるとのこと
以上の特徴から、今回見かけたのはウミアイサと判定。初めて見かけた鳥だ。他の冬鳥と同じように、北の方から越冬のために南下してくる。冬鳥の季節の終盤になって、この鳥を初めて見ることができたのはラッキーだった
ラッキーと言えば、実はこの数日後にも初めて目撃する冬鳥を見つけた。こちらの鳥は後日紹介したい