ヒドリガモ特集(2022.03.04)

ウォーキング百景

前回のマガモ特集に続き、今回はヒドリガモの紹介

グレー系がオス、茶色系がメス。オスの頭は赤茶色で、頭頂に白い帯のような模様がある。潜りが得意なスズガモと異なり、海に潜ることができないので、浅瀬で首を突っ込んで海藻を食べるか、引き潮で露出した岩に付いた海藻を食べる。この点はマガモもヒドリガモもよく似ていて、この二種類のカモを見かけるのは引き潮の時が多い

お尻を突き出して、頭を一生懸命海中に突っ込んで海藻を食べる姿はマガモと同じだ

小さな群れでいることが多く、スズガモのような大群で見かけることはない。河口近くの川岸で見かけることもよくある

今シーズンは、テレコンバーター(エクステンダー)を導入して、2倍に拡大して撮影できるようにしたが、ズームレンズとの相性でオートフォーカス機能が使えない(泣)。マニュアルでピントを合わせなくてはならないのだが、老眼でなかなかピントが合わない

上の写真は、なかなかピントがバッチリ合わず、何枚も撮影した中の奇跡の一枚(笑)。羽の微細な模様や、赤茶色の頭の毛並みの質感まで捉えることができた

驚かすつもりはなかったのだが、シャッター音に驚いて飛び立った瞬間。上がメスで、下がオス

上の二枚の飛び立った写真は、テレコンバーターを使用せずオートフォーカスで撮影。それでも下の写真はちょっとピンボケ。これは老人性手振れなので悪しからず。羽を広げたオスの模様はきれいだ

今年は雨が少ないせいか、コンクリートの護岸に水たまりができず、ヒドリガモが水たまりで遊んでいる姿を見かけない。ちょっと残念

さて、冬鳥のシーズンも終盤に近付いてきた。昨シーズン見られた鳥の中で、唯一まだ見かけていないのがオナガガモだ。冬鳥たちが北へ帰っていくまでに、すらりとした美しい姿を見せてくれることを願うばかりだ

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