2020 房総 養老渓谷の紅葉…(2020/12/3)

旅の記録

2020.12.04 18:29

千葉県民になって20年。そういえば、関東で最も遅くまで紅葉を楽しめると言われる「養老渓谷の紅葉を見たことがないね」ってことで、カミさんと出かけた

例年11月下旬から12月初旬が見頃なので、Go To トラベルを活用しつつ、我が千葉県を元気にしようと、房総の岩井温泉にある網元の宿「ろくや」でおいしい料理と温泉の宿泊も組み込んだ。本当のところは、千葉県民対象の『ディスカバー千葉』に当選し、5000円/人の宿泊補助も得られるので、紅葉よりもこちらを優先して計画したのだが・・

結果的に言うと、今年の養老渓谷の紅葉は全く残念な状況だった。地元の人曰く、昨年が台風被害で渓谷が壊滅的だったのに続けて、2年連続で紅葉が見られない状況らしい。駐車場の係のおじさんに出鼻をくじかれながらも、滝めぐりコースに向かった

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食事処と日帰り温泉 ☜ クリック

冒頭は滝めぐりコースの定番、粟又の滝の写真。養老渓谷の代表的なスポットながら、紅葉は パッとしない。駐車場の係のおじさんの言う通りか・・・

ここは紅葉のトンネルを抜けるスポットだが、モミジは全体的に紅葉していない。紅葉した葉は褪せ始め、そうでない葉はまだ緑。これからきれいに紅葉すると言うわけでもなさそうだ

紅葉していたら、すごいだろうな・・・

う~ん、ちょっと残念な状況

平日なのにそれなりの人が訪れている。会話で聞こえるのは、皆さん落胆の声

昨年の台風で崩落した斜面。昨年はコース自体が通行禁止になった

昨年の倒木も少なくない。痛ましい

粟又の滝から滝めぐりコースを歩き、コースを終えて水月寺まで上がってきた。山門の両側には色づいたイチョウとモミジがきれいだった

紅葉が綺麗だったら同じ道を引き返すところだったが、車道を戻ってきた。途中、粟又の滝を見下ろすスポットで撮影

曇天という天気の悪さで紅葉が映える映えないというレベルではなく、掲載した写真のように、紅葉と呼べないような状態でがっかり。これから紅葉するということでもないようで、紅葉し損なった状態というな状況。平日にもかかわらず、それなりの人出があったが、皆さんも期待外れでがっかり。昨年のダメージで木々もまだ混乱しているのだろう。紅葉は早々にあきらめて、岩井温泉の宿へ向かった

翌朝撮影。どこかの社員寮みたいな外観に一抹の不安を抱いたが、中は和風モダンに改装されており、部屋は広々とし、とても居心地の良い宿だった。「ろくやプロデュース」の宿で、近くに姉妹店の食事処の店もある。若いスタッフがとても気持ちの良い応対をしてくれ、感染対策はとてもしっかりしていた

部屋食ではなく、食事処での食事だが、部屋ごとに個室様に分かれて食事できるようになっており、プライベート感を味わえる。1泊2食で15000円弱の料金なのだが、料理は素晴らしい。年寄り二人には多すぎる舟盛りに、アワビ/人や伊勢エビ/二人、さらにマグロのカマがサービスで出てきた

カマは頭や頬をつつくと身がどんどん出てきて、もったいない世代の年寄りは、残すわけにもいかず、全部食べたら苦しくなってしまった。二人とも、夜中に寝ながらお腹一杯で苦しんだ(笑)

翌朝、宿から数百メートルの海岸に歩いて出かけた。岩井海岸には海水浴にきたことがない。いつもは館山まで行き、海水浴を楽しんだのだが、ここも良い砂浜だった。今度は夏にビーチでパラソルの下で、長椅子にのんびり寝っ転がりながらビールを飲みに来るかな

この後、宿でもらった地域共通クーポンに自腹を加えて、地元の海産物や野菜などを一杯買い込み、千葉の経済活性化に多少なりとも貢献したつもり。Go Toとディスカバー千葉で一人5000円ちょっとで宿泊できた。さらにGo Toドライブの高速千葉周遊券の割引があり、お得感満載

養老渓谷の紅葉は、来年に再訪するとしよう

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