赤城山登山+恒例の安全祈願で赤城神社に参詣(2024/02/14)

山の記録

2014年1月の赤城山を皮切りに、四半世紀のブランクを経て本格的に登山を再開した。以来、毎年赤城神社を訪れ、登山の安全を祈願して、赤城山登山を楽しんできた。今年も恒例の参拝と登山を楽しむべく計画した。昨年のお守りを返納し、11代目となるザックのデザインのお守りを授かることが主目的だ。

総歩行距離:5.7㎞、総山行時間:3時間半(休憩含む)

総標高上り:552m、総標高下り:552m

合計距離: 5955 m
最高点の標高: 1834 m
最低点の標高: 1342 m
累積標高(上り): 626 m
累積標高(下り): -622 m

以下は私のGPS記録をもとにGoogle Earth Proで作成した3Dツアー動画。
過去の画像の中から積雪期の画像を選択した(2012年2月画像)。大沼の映像は完全凍結しており、今回の実際の写真とちょっと異なるがご理解のほどを。またネット環境の状況により動画の鮮明度や動きが低下する場合があるのでご容赦を!
動画の作成条件は、カメラ角度75度、カメラ高度1600m、作成速度350倍(対実速度)

今シーズンは暖冬で湖面が全面凍結しておらず、湖面を歩いて神社へ行けない。道路を歩いて向かう。

今年も恒例の登山安全祈願。何と火水木が定休日になっていた。11代目のお守りを授かることができずガックリ(涙)。昨年のお守りに今年も守ってもらおう。

関越自動車道から眺めた赤城山には雪があるようには見えなかった。心配したが、一応登山口から雪の上を歩けた。

登山道は途中数か所かで露出していた。すぐに暑くなってきて、猫岩手前でジャケットを脱ぎ、フリースの帽子をメッシュの帽子に替え、テムレスを薄手のフリース手袋に替えた。

猫岩から見下ろすと大沼の凍結状況が一目瞭然。ワカサギ釣りは凍結した神社の右側のみだ。

ワカサギ釣りアップ。芋虫が丸まったような格好の防風テントの中で釣り糸を垂れている。

富士見ポイントから電波塔が立ち並ぶ地蔵岳を眺める。地蔵の左には標識通り富士山が見えている。

富士山アップ。スマホのズーム目一杯。肉眼のようにはくっきりと撮れないが、まずまずの眺めだ。

山頂に到達するも、カップルが写真撮影をしていたので通過し、展望スポットへ直行。浅間山がくっきりと見える。

四阿山(あずまやま)。こちらも日本百名山で良い山だ。

浅間山と四阿山の間には北アの稜線も見えている。今日は展望日和。ラッキーだ。

四阿山から右方向には草津白根山方面。百名山が続く。

さらに右には苗場山。大地のような平たい山頂が特徴的だ。

谷川山系。前日に登った白毛門も視認できる。今年は雪が少なめとはいえ、上越の山々はさすがに雪が多い。

こちらは上州武尊山(ほたかやま)。これも百名山。

尾瀬の山々。右に燧ケ岳(ひうちがたけ)、左に至仏山(しぶつさん)。前日に登った白毛門(しらがもん)とは反対側から眺めるので、左右が入れ替わった。二座とも百名山。

燧ケ岳の右側にも、巻機山(まきはたやま)、越後駒ケ岳の百名山2座が見えた。

日光白根山。関東以北で一番標高が高い山で、これも百名山だ。

百名山の皇海山(すかいさん)を挟んで、日光白根山の右には男体山(なんたいさん)をはじめとする日光連山。男体山も百名山。切りがないくらい。

到着時にカップルが写真撮影していて通過した黒檜山(くろびやま)山頂。赤城連峰の最高峰。カップルは依然楽しそうだったので山頂標をパシャリしてすぐ退散。若いっていいな・・

左中ほどに真っ白な小沼が見える。こちらは全面凍結してどこでも歩けそうだ。小沼の上方奥に富士山が見えている。

先ほどの日光連山から90度右手に回ると筑波山の双耳峰も見えている。これも百名山。ここまでに名前を出した山だけでも百名山が15座ある。地蔵岳の右側には八ヶ岳と蓼科山の2座が見えていたし、視力の良い人なら南アルプスや北アルプスの百名山も視認できるだろう。

というわけで、赤城山からは20座を軽く超える日本百名山を望むことができる。

今回も駒ヶ岳に周回して大沼の駐車場に下山することに。

駒ヶ岳山頂から振り返った黒檜山。黒檜山からこちらに下りてくる斜面は木段むき出し、所々雪がなく泥濘だった。この暖かさでさらに融雪が進むだろう。

下山途中の写真。最初の鉄製の階段は雪に埋もれていたが、その後の鉄階段は露出していた。横の雪の斜面を下りた。階段を除き、登山口まで雪の上を歩くことができた。2月半ばなのに、ちょっと早すぎる春山歩きを楽しんだ感じだった。

2014年1月に赤城山を皮切りに登山を本格的に再開した。以来、毎年恒例としている赤城神社の安全登山参り。ザックの形をしたお守りを毎年授かってきて今年が11代目のお守りとなるはずだった。

ところが神社の社務所が開いていない。張り紙を読むと火水木は冬期定休日とのこと。今年から方針を変えたのか、前年は月曜日に来たので気づかなかったのか? 一昨年は木曜に来たけど開いていた。

前日の谷川岳ロープウェイといい、赤城神社の社務所といい、世の中変わってるんだな。変わらないのは年寄りの頭の中だけか・・。昨年授かったお守りに今年も安全登山をお頼みするとしよう。

今回は前日に谷川山系の白毛門へ登り、この日は恒例の赤城神社詣でと赤城山登山をセットにした。以前から、朝早く家を出て登山口に向かうのが辛かったが、年を取ってますますしんどくなってきた。特に寒い冬の朝早くに起きて出かけるのが辛い。

というわけで、最近はできるだけ山に出かけたら縦走するようにしている。今回は縦走ではないが、同じ方面の山を2連荘するという山行。山を終えて疲れた状態でロングドライブをしなくてもいいし、翌朝はゆっくり出立可能。

しかも市中のビジネスホテルに泊まっても、高速を使って2回往復する場合の高速料金とガソリン代を考えれば、ずっと財布に優しい。立て続けに登山する方が、私にとっては朝早く家を出て長時間車を走らせるよりずっと楽だ。これからもうまく計画を立てて、この方法で山に出かけたいと思っている。

ただし今回のような失敗を繰り返さないように、計画を立てる際は、年寄りの悪い癖で記憶や経験に頼るのではなくで、しっかりと最新情報をチェックするよう注意しよう。

道路状況

黒檜山登山口までほぼアスファルトが出ていた。部分的に道路に雪が残っていたが、この日はノーマルタイヤでも行ける状態だった。赤城神社にはノーマルタイヤ2台の車が止めてあったし、バイクのツーリング2台も上がってきていた。気温が下がると濡れた路面が凍結して状況は一変するので、滑り止め携行は必須

駐車場

大沼駐車場(無料)は8時で2割ほど。黒檜山登山口の駐車場(無料)は空だった。

トイレ

大沼駐車場のトイレはいつも通り使用可能。ただし男性の洋式は便座が汚れていて使用に耐えない状況だった(怒)

コンビニ

関越道の前橋IC、北関東道の伊勢崎ICや駒形ICなどからアクセスする場合は、通り道にいくつもあり。赤い大鳥居の手前にセブンあり。これがラスト

日帰り入浴

青木旅館:
10時ー20時?、550円。「わかさぎ定食」と「日帰り入浴」(タオル・バスタオル貸し出し付き)のセットは2000円(税込)。027-287-8511。群馬県前橋市富士見町赤城山8。平日は要確認
https://www.aokiryokan.co.jp/accommodation/

富士見温泉(道の駅ふじみ):今回はこちらを利用
10-21時、520円、027-230-5555。木曜定休
前橋市富士見町石井1569-1。向かいの農地に牛糞が撒いてあり、駐車場はちょっと匂う
http://www.fujimi-onsen.com/

あいのやまの湯:10-21時、520円、027-264-3030
群馬県前橋市荻窪町530-1。麦豚とキノコのくわ焼き丼御前はうまい(1250円+税)
http://ainoyamanoyu.com/

前橋駅前天然温泉ゆーゆ。027-224-0111.650円
http://www.yuyuspa.com/
源泉かけ流し。気温によって加水することもあるとか。電車・バス利用の時はここを利用する

歩行タイム

8:24 あかぎ広場前バス停 → 8:32 赤城神社 8:41 → 8:46 黒檜山登山口 8:59 → 9:14 猫岩 → 9:37 富士見 → 10:22 赤城山 → 10:23 黒檜山絶景スポット 10:34 → 10:35 赤城山 → 11:00 大タルミ → 11:13 駒ヶ岳 11:17 → 11:47 駒ヶ岳大洞登山口 11:52 → 11:53 あかぎ広場前バス停

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