日本百名山、福井の秀峰「荒島岳」で雪山を楽しむ(2024/2/9)

山の記録

1月下旬に熊野古道の中辺路(なかへち)を歩いた時に、大寒波が日本列島を覆い南紀の山でも5-10センチくらいの積雪となった。図らずもプチ雪山歩きを楽しむことができたが、もう少ししっかりと雪山歩きをしたくなり、いくつかの候補を挙げた。

ちょうど尾張の実家に帰る用事があったので、雪が見込まれる北陸の荒島岳に狙いを定め、雪山道具一式を車に積んで実家に向かった。実は1月に実家に出かけた際にも計画したが、実際の天候が天気予報と1日ずれ、晴れの日は他の用事があり実行を断念。今回は予報通りバッチリ晴れて、三度目の荒島岳の雪山を楽しむことができた。

歩行距離:10.6km、歩行時間:約6時間(休憩含む)

総標高↑:1360m、総標高↓:1351m

歩行時に記録したGPSログをもとに、Google Earth Proを用いて3Dツアー動画を以下の如く作成した。

駐車場の奥の取付きから雪の上を歩いてきた。今回で3回目だが、取付きから雪の上を歩いたのは初めて。これは幸先の良いスタートだ。人気の山なので登山道にはしっかりとトレースができていた。

上の方は霧氷祭りか?期待が膨らむ。

旧スキー場のリフトトップ跡にある「荒島岳登山口」の標識。ここまでの急登がきつい。この先でアイゼンを装着した。

気持ちのいい稜線歩き。

途中で樹林帯が途切れ、白山連峰が見えた。中央右が別山、中央左が主峰の御前峰。汗ばみはじめ、この辺りでジャケットとフリースの帽子を脱いだ。

さらに進むと樹間から荒島岳の上部がチラリ。ワクワク😀

標高差700mくらい登ってきた。山頂まであと標高500mくらいだ。

見上げればこの景色。霧氷と降り積もった雪のミックスのようだ。

シャクナゲ平に到着。振り返れば白山連峰。シャクナゲ平直下の急登はいつもながら身にこたえる。

でも、この景色で疲れが吹っ飛ぶ。中央右が別山、中央左が御前峰と七倉山。白山連峰はさすがに雪深い。

シャクナゲ平から一旦少し下って、急な「もちが壁」を登る。やはり霧氷と雪のミックスだ。

もちが壁を抜けた。中央手前がシャクナゲ平。その左奥が帰りに寄り道する小荒島岳。背後は白山連峰で、奥は若狭湾。

前荒島岳はもうすぐだ。どんどん進む。

前荒島岳から少し下って中荒島岳へ登り返す。途中で抜いていった先行者達が登っている。

私も最後の急登に向かう。

中荒島岳に登り上げた。山頂まではあと少し。

山頂へのビクトリーロード。それにしてもすごい天気に恵まれた。

山頂標には「エビの尻尾」と呼ばれる霧氷がついている。ちなみに霧氷は風上に向かって成長する。つまり若狭湾側から湿気を含んだ風が吹きつけて形成されたということ。

居合わせたシニアの方に撮ってもらった。ありがとうございました。山頂もほぼ無風で、ジャケットもフリースの帽子も取ったまま。背後は白山連峰。

白山連峰をアップ。近いうちにまた出かけたいな。

遠くの北アルプスの稜線が見える。

こちらは北アの南端、乗鞍岳。すぐ右側にある御嶽山は低い雲がかかって一部しか見えなかった。

加賀の白山と反対側には能郷白山。

こちらは西側の山。シャッターを押してもらったシニアの方に教えてもらったが、名前を忘れてしまった。

祠にお参りして下山を開始。続々と登って来られる登山者とスライド。

もちが壁でスライド待機中にシャクナゲ平をパチリ。あそこの山頂のような分岐から小荒島岳に寄り道する。

小荒島岳の山頂。こちらに来る人は少なく、山頂一人占め。

荒島岳の素晴らしい山容を眺めることができる。駐車場から荒島岳をピストンするだけでは、登っている荒島岳の山容を見ることができない。ここまで来ない手はない。

小荒島岳からの白山連峰のパノラマ。

シャクナゲ平に戻って一気に下山。雪道の下りは速い。駐車場が見えてきた。

駐車場へ下る最後のコンクリートの坂道。とても気持ちいい雪山歩きを楽しませてもらった。感謝感謝!

帰路に九頭竜ダムをパチリ。信濃大町にある高瀬ダムと同じくロックフィルダムだ。

標高差約1200mの登りは相変わらずキツかった。でも荒島岳は雪山の方が登りやすく、キツいながらも楽しんだ(登山道下部の泥濘がない)。

特に今回は雪がしっかりあって、駐車場の取付きから雪の上を歩くことができ、快適な雪山歩きだった。3回目で初めての雪レベルで、登山靴やスパッツ、アイゼンは汚れが全くなく乾かすだけ。

一方で、三連休前の平日なのに想定以上に人出が多く、ちょっとびっくり。絶好の登山日和だからね。もう少しのんびりしたかったが、続々と後続者が登ってくるので、そそくさと下りてしまった。

地元周辺のみならず、東海や関西からの登山者が多い。近年は伊吹山の雪が少ないので、雪山を楽しめる山として人気が鰻上りか?

足もとで工事が続く中部縦貫道が完成すると、さらにアクセスが良くなるので、ますます人出が多くなるだろうと思う(勝原登山口はインターのすぐ横)。

次回は小荒島岳の山頂で、素晴らしい荒島岳の山容を眺めながら、のんびりお昼ご飯にすることにしよう。

登山届け

駐車場のトイレ棟の横にある電話ボックス内にある。入山時に記入して、下山したら警察に電話する仕組みになっている(私はいつもの通り「コンパス」でweb提出)。

トイレ

駐車場の奥にトイレ棟あり。凍結のためと思われるが、男性用トイレの一つだけが登山者用に男女兼用で使用可能となっていた。手前で済ませておくのがベター。なお山中にはトイレは全くない。

コンビニ

名古屋、高山方面から白鳥ICで下りてアクセスする場合は、R158の道の駅「九頭竜」にファミマがある。ただし営業時間は6時から22時。開店を待っていると土日祝は駐車場で苦戦するリスク高い。

日帰り温泉

平成の湯:
白鳥IC方面に10キロほど行ったところに「平成の湯」がある。600円、10時-22時。火曜休み。0779-78-2910。ぬるっとする単純ナトリウム泉。露天風呂は土日と祝日のみ営業。
モンベル割引で500円。ただし、入浴券自販機で購入時にモンベル割引の500円券を購入する必要あり。カウンターで会員証を提示するシステム。通常の600円券を買ってしまうと割引対応してもらえないので要注意。

コースタイム

6:57 勝原スキー場跡 → 8:19 トトロの木 → 9:28 シャクナゲ平 9:48 → 10:14 もちが壁 10:15 → 10:21 前荒島 → 10:39 中荒島岳 → 10:45 荒島岳 10:50 → 10:59 前荒島 → 11:13 もちが壁 11:16 → 11:42 シャクナゲ平 11:51 → 12:12 小荒島岳 12:16 → 12:27 シャクナゲ平 12:31 → 12:37 トトロの木 → 13:04 勝原スキー場跡

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