中アの主稜線を眺めに三ノ沢岳(2019/10/05)

山の記録

2019.10.06 15:29

今年三回目の中央アルプス。お盆休みに息子と一緒に出掛け、ロープウェイ山頂駅から空木岳(うつぎだけ)へ稜線を歩いた。あまりに素晴らしい稜線だったので、立て続けにその先の空木岳から南駒ケ岳、仙涯嶺(せんがいれい)、越百山(こすもやま)へ続く稜線を歩いた

この素晴らしい稜線を眺めたいと思い、極楽平から見えた三ノ沢岳(さんのさわだけ)に伸びる稜線がうってつけの展望台になりそうなので出かけることにした。

冒頭の写真がロープウェイ山頂駅から稜線に上がったところにある極楽平から眺めた三ノ沢岳。あの稜線を歩いて三ノ沢岳に行けば、こちら側の中アの主脈稜線が手に取るように見えるはず。

まずは山頂駅から千畳敷カールを望む。中央の窪んだ所へ進むラインが木曽駒ヶ岳に向かう登山道。ほとんどの登山者、観光客(ハイカー)はこちらへ向かう。窪みから少し左の岩山が宝剣岳

今回はこの山頂駅まで到達するのに時間がかかった。朝6時に菅平の駐車場に着くと満車で別の駐車場に誘導された。急いで菅平BCへ行くと、チケット売り場もバス待ちも長蛇の列。今年のお盆休みにきたときは同じ朝6時でメインの駐車場に停められ、さほど待たずにバスに乗れたのに・・

バスとロープウェイのチケットを買うのに20分、バスに乗るのに1時間半並び、結局バスに乗れたのは8時過ぎ。ロープウェイ駅のしらび平に着けば、整理券を渡され、ロープウェイ乗車も45分ほど待たされた。結局、山頂駅からの登山開始は10時前になってしまった。この時点で潔く山行計画を縮小し、一番の目的である三ノ沢岳に絞り、行程を組み替えた

宝剣岳から左側の稜線。だらだらと暑さが続くせいか、紅葉に鮮やかさがないように見える。さて、まずは極楽平を目指して写真の左手方向に進む

尾根に登り上げた。ここが極楽平。右後方に御嶽が見える。稜線を吹き抜ける風が気持ちよい

稜線を宝剣岳方面に向かう。先に見えているのは「サギダルの頭」と呼ばれるピーク。前を行くどこかの女子大のパーティ。三ノ沢分岐まで来たところで、部員が「先輩、チョコ食っていいっすか?」。先輩リーダーが「おぅ、いいぞ」。体育会系的というか、若いっていいな・・・

宝剣岳。ここからは鎖の連続で、アスレチックな岩場だ。山頂の岩の上で両手を広げた登山者が見える。山頂標ではない

こちらが私の進む三ノ沢岳への稜線。きれいなハイマツ帯を抜けていく

おぉ、期待通りだ。左手に中アの主稜線を見ながら歩く。稜線の先の左奥には南駒ケ岳が、その左手前には空木岳が見える(写真中央やや右)

少しずつ三ノ沢岳が近づいてきた。小刻みにアップダウンを繰り返しながら進む

最初にスタートした極楽平も見える(中央やや左の白いところ)。左手に進んでこちらの尾根へと回り込んできた

木曽駒ヶ岳に木曽谷側から自力で登る上松Aコースの尾根が左に伸びる。その奥に御嶽

このトラバース路を回り込んで少し登れば三ノ沢岳の山頂。左側の尾根の先、熊沢岳の奥に空木岳と南駒ケ岳。南駒の右側には越百山とつながる稜線が見える

山頂で居合わせた同世代のソロの方と撮り合う。その後、ここで稜線を眺めながらゆっくり昼食にした

木曽の谷と奥に御嶽

御嶽から右方向には乗鞍岳

何だか窓越しに撮影したように見える槍ヶ岳から穂高の山並み。カメラ/レンズの限界か、腕の限界か・・

熊沢岳の向こうに空木岳(左)、赤梛岳(あかなぎだけ、中央)、南駒ケ岳(右)。いい縦走路だったな

中アの主稜線とその奥の南アルプスの稜線。南アのほぼ全山が見えている

主稜線北部の宝剣岳(右)と中岳(左)。宝剣山荘の小屋も見えている。木曽駒ヶ岳は中岳の左奥

三ノ沢岳から戻る途中にホシガラス。ハイマツの松ぼっくりが好物。ハイマツにとまっているときはすぐに飛びたって逃げるのに、人間はこの岩まで来れないと分かっているからか、近づいても逃げない。このあたりはカラスだな

三ノ沢分岐まで戻ってきた。宝剣と千畳敷カール

ゲゲッ、何この渋滞。蟻の行列のようなすごい人の列。この時点で宝剣から木曽駒へ向かうのを断念して宝剣のみを往復し、極楽平から山頂駅へ下りることにした

宝剣岳山頂も混雑していたので写真撮影もなく10秒ほどで引き返した。大分戻ってきたところで、三ノ沢岳山頂で一緒になった2人組とすれ違った(右の岩山の上部に取りついている)。木曽駒のテン場でテント泊とのこと。テントを張るスペースがあるといいのだが・・

山頂駅も人で溢れている。さっきから整理券番号のアナウンスが続いている。やばいな・・

整理券をもらうと、何と1時間40分待ち。もう一回極楽平まで登って下りてきても時間が余る。もちろんそんな元気はないが・・。神戸から来られた方とお話しして前半の時間を潰す。その後は寒さをこらえながらぼーっと待つ

上空は青空なんだけど八ヶ岳や南アルプス方面の稜線は雲で隠れてしまった。

この後、4時40分にコールがあり、やっとロープウェイに乗れることに。明るいうちに駐車場までつけるかなという感じ。私が下りるときには、午後7時のロープウェイまで整理券が発行されていた(最終受付は午後5時)

今週も天気予報とにらめっこ。できれば残り少ない高山の生活を生かして、北アに出かけたい。晴れるなら休暇をくっつけて、3日でも4日でも縦走したい。しかしながら天気は長続きしない。土曜日が何とか持ちそうで、日曜日は微妙だ

晴れ予報の土曜日も、前日の予報では終日晴れる山は多くない。アクセスの良い北アの南部は土曜夜から崩れる予報だ。中アの北部が良さそうということで、今年歩いた中アの主稜線を眺めに三ノ沢岳に出かけることにした

高山のアパートを出て安房トンネルへ向かうとアカンダナや新穂高温泉に向かう車が多い。トンネルを越えて松本へ向かうと、反対方向の沢渡へ向かう車の数が多い。久しぶりの週末の晴れに、紅葉の真っ盛りということで多くの登山者が北アに繰り出しているようだ

駒ケ根ロープウェイに出かけることにしたことはいいが、ひょっとすると待ち時間がやばいかもと思ったものの、時はすでに遅し。駐車場に着くと満車で別の駐車場に誘導された。急いで菅平BCへ行くと、チケット売り場もバス待ちも長蛇の列。今年のお盆休みにきたときは同じ朝6時で余裕でメインの駐車場に停められ、さほど待たずにバスに乗れたのに・・

結局バスに乗れたのは8時過ぎ。しらび平に着けば、整理券を渡され、ロープウェイも45分ほど待たされ、山頂駅からの登山開始は10時前。下りのロープウェイの混雑も予想され、今回予定した山行の半分がいいところだ。潔く一番の目的である三沢岳に絞り、行程を組み替える

帰りも同じで混雑で、「たられば」ではあるが、宝剣岳に行かなければ30分早く山頂駅に着き、待ち時間も40分短縮出来て1時間ほどで済んだ。やはりここのロープウェイは平日に限る

久しぶりにこのような混雑に嵌ってしまったが、それはさておいて三沢岳への稜線はこのような混雑とは無縁で、数人としかすれ違うこともなく静かな山歩きを楽しむことができた

何にもまして期待通りに中アの稜線を眺めることができ、素晴らしかった。尾根を眺めるなら隣の尾根からとは言い得て妙で、主脈稜線を歩いていてはなかなか分からない素晴らしさを手に取るように眺めることができ大満足だ

今回諦めた残り半分の行程は別の機会にやるとして、木曽駒の3回目の登頂もその際にやるとしよう。気持ちの良い秋の山歩きを楽しめたことに感謝感謝!

なお、本山行の詳細については、以下の記録を参照されたし

山行記録: 中アの主脈を眺めに三沢岳(さんのさわだけ)。静かでいい尾根です ☜ヤマレコの記録

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