早池峰山は先行逃げ切りで(2017/07/09)

山の記録

2017.07.10 21:17

岩手山、八幡平に続いて同じ岩手の名峰早池峰山(ハヤチネサン)を訪ねる。正直なところ登ってみるまでは、さほど魅力を感じていなかった山の一つだった。でも実際に行ってみて考えは一変した。何が素晴らしいかって?花の季節にぜひ訪れてみてほしい。

早池峰山は岩手第2の高峰だが、それほど高い山ではない(1912m)。北上高地の影響だろうか、樹林帯は早く終わって、冒頭の写真のように左右開けた登山道を登る。最後にちょっとした岩場を越えれば尾根に出る。そこから頂上まではすぐだ

小田越の登山口から最初は樹林帯を行く

樹林帯を超えると高山植物が次々と現れる。まずはエーデルワイスの一種のミネウスユキソウがご挨拶

ブルー系のミヤマオダマキ。この時期は一杯咲いていた

花のピーク時期の日曜日。混雑必死なのでどんどん登る

小田越の登山口を挟んでお向かいの薬師岳

高山植物を守るため登山道の両サイドにロープ。ロープを踏み越えてはいけない。残念ながら、この日も写真撮影に熱中する中年オヤジがルールを破っていた

この辺りはミヤマオダマキロード

ミヤマアズマギク

ミヤマオダマキと黄色いスミレ

固有種のハヤチネウスユキソウ

ナンブイヌナズナ

ミヤマシオガマ

ミヤマアズマギク、ミヤマオダマキ、ミヤマシオガマなどの競演

8合目のハシゴ場に到達。一段目は梯子が一つしかない。この左側の岩場を上り下りできる

すぐ続く二段目のハシゴ。上下専用ではない。団体さんが来ると渋滞する

岩場を過ぎれば尾根に出る

山頂に続く尾根道。稜線の風が心地よい

山頂への最後の登り

山頂小屋

最後に有名な固有種、ハヤチネウスユキソウ兄弟をもう一度

なお、この山行のコース概況、タイムなどの詳細は、以下の記録を参照されたし

山行記録: 週末の早池峰山は先行逃げ切り型で ☜ ヤマレコの記録

タイトルとURLをコピーしました