ダイシャクシギを見かけたよ。こやつも冬鳥なのか…

ウォーキング百景

トーキョー・ディズニーリゾートの外側を東京湾沿いに歩くいつものウォーキングコース。今シーズンの冬鳥(冬を日本で過ごす渡り鳥)の総集編に向けて、カモやカモメたちを撮影しながら歩いていると、ミヤコドリの群れの中にシギとしては大きいサイズのダイシャクシギを見かけた。

冒頭の写真の中央奥がダイシャクシギで手前がミヤコドリたち。ミヤコドリは英語の学術名である “Oyster Catcher” のとおり、牡蠣をつついて食べる。一方、ダイシャクシギはカニを好んで食べる。

この日はちょうどウォーキングしていた午後の時間帯(14時から16時ころ)が干潮のタイミングで、普段は海面の下にある牡蠣殻の堆積層がかなり広く海面に出ていた。牡蠣やカニを見つけるには絶好のコンディション。

上の写真は、編集ソフトで写真を拡大しているので画像が粗くなっているが、ダイシャクシギの長いくちばしの先にカニが見える。このまま呑み込むのではなく、手足をちぎり落して胴体を丸呑みするらしい。

ダイシャクシギによく似た鳥に、ホウロクシギという鳥がいるのだが、大きさや模様、くちばしなどの見た目も、生息する場所もカニ好きなところも同じで、見分けが難しい。ダイシャクシギは腹から尾にかけて白いのが特徴で、ホウロクシギは背中と同様に茶色の模様がある。

そもそも両方ともシベリアやカムチャツカなどで夏を過ごして繁殖し、冬期にはフィリピンや台湾など南へ渡って越冬する。日本には旅鳥として春と秋に渡りの途中で渡来する「旅鳥」だ。ここ浦安近辺でもGW前後に小さめの群れでいるのを見かける。期間にして2-3週間くらいだろうか。繁殖のためシベリア方面へ向かって北上する際に休憩がてら立ち寄るのだろう。

上の写真2枚は、2021年4月のGW直前の早朝に同じウォーキングコースで撮影したもの。左手方向から昇る朝日で逆光になり、模様などの細部が見えないが、南から北への移動時にこの界隈に立ち寄るダイシャクシギの群れだと思われる。

ところが今回は1月下旬の真冬に見かけたので、ネットで調べてみた。何とダイシャクシギは日本で越冬するのもいるようで、「冬鳥/旅鳥」と分類されている(日本の鳥百科 by サントリー)。

さらに調べてみると、すぐ目の前の葛西臨海公園の干潟や海岸沿いにも多く飛来しているらしい。上の写真で牡蠣殻の堆積層が露出しているのは、旧江戸川が東京湾に注ぐあたり。舞浜大橋のすぐ下流で、対岸は葛西臨海公園だ。どうやら葛西臨海公園あたりで越冬するダイシャクシギもいるようだ。おそらくそのようなダイシャクシギがこちらにやってきたのだろう。

ところで、GW前後に北上していくシギたちは毎年のように見かけるのだが、秋に南下していくシギたちは見かけた記憶がない。葛西臨海公園にたどり着いて越冬する群れがいる一方で、さらに南へ向かう群れは浦安を素通りして別の場所で休憩するのかもしれない。

それはともかく、2026冬鳥総集編にはダイシャクシギも冬鳥として加えることにしよう。今シーズンまだ見かけていない冬鳥は、キンクロハジロ、オナガガモ、セグロカモメなど。毎年頻繁に見かけるユリカモメも今シーズンはまれにしか見かけない。2月中には何とか写真を撮れればと願っている。

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