サンピラー(太陽柱)現る

トーキョーディズニーリゾートの外側を東京湾沿いに歩くいつものウォーキングコース。早朝は秋真っ盛りをすっ飛ばして一気に晩秋のような涼しさ、というか冷んやり感。日の出も次第に遅くなり5時40分。このひんやりとした空気の影響だろうか、弱いながらサンピラー現象が出現した。

写真左手にディズニーリゾートのホテル群が立ち並ぶ。三連休中日は下り坂の天気で朝から雲が多い。そのおかげできれいな朝焼け空だ。

写真左端がひときわ明るく、太陽が昇ってくるようだ。よく見ると光の柱のようなものが見える。

アップにすると、上の写真の中央あたりに、かすかに縦に登る光の柱が見える。サンピラーだ。iPhoneの撮影画像では、もう少しはっきりと写っているのだが、なぜか転送した写真ではうっすらしか見えない。

上の写真は、北アルプスの深奥部に位置する太郎平小屋の前で見かけた夕日のサンピラー(2019年4月28日撮影)。富山湾方向に沈む夕日から上に伸びる光柱がしっかり見える。この時は、前々日あたりに雪が降り、GWとはいえ稜線は寒かった。

サンピラーは、太陽と自分の間にある空気中の氷の粒に太陽の光が当たり、自分の立ち位置からはちょうど柱のように見える現象(下図参照)。

サンピラーも消え、光のファンタジーも間もなく終焉。数分後には鮮やかな色が消えて、グレーの雲に変わっていった。

 

それにしても、ここ数日の早朝はひんやりしている。ついこの間までの暑さが嘘のようだ。高い山の稜線では雪が降り、数センチから15センチくらい積雪したとか。これによる滑落や低体温症など痛ましい山岳事故も発生している。

肌寒く感じられて、早朝にベッドから抜け出るのが億劫になってきた。2-3週間したらウォーキングも午後3時すぎくらいから日没にかけて歩く冬バージョンに移行だな・・

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