小魚に群がるウミネコとカワウ(2022.05.14)

ウォーキング百景

いつもの早朝ウォーキング。トーキョー・ディズニーリゾートの外側を東京湾沿いに歩くコース。数日前に、折り返し点から戻る途中、カワウの群れが次から次へとやってきた。たまに見かける光景で、沖合の海面にカワウの大群が浮かんでは、水面すれすれに飛んで場所を移動する


どうやら小魚の群れがやってきていたようで、この日は沖合だけでなく海岸に近いところにも集団がやってきた。カワウ(川鵜)に加えてウミネコ(海猫)の群れも集まり、一緒に小魚を捕獲していた

以下の動画をご覧にいただければ分かるように、数の上では圧倒的多数のカワウだが、鳴き声に限っては高温で響き渡るウミネコに軍配。全身が黒いのがカワウで、白っぽく見えるのがウミネコ。水面に浮かんでいたり、水面すれすれに飛んで這いまわるように移動するのがウカワで、飛び回っているのがウミネコ(ただし、飛来するときはカワウも高く飛んでいる)。鳴き声は、カワウが喉を詰まらせたようなくぐもった鳴き声に対し、ウミネコは「アーオ、アーオ」とか「ミャーオ、ミャーオ」というような甲高い鳴き声だ

(動画の字幕が「ウミウ」になっていますが、正しくは「カワウ」です。恐縮ですが、読み替えてください。申し訳ありません)

かなりの小魚の群れのようで、カワウは潜らなくても首を突っ込むだけで魚を捕まえている。一方、ウミネコは水面上を飛び回り、飛行機のタッチ&ゴーのように魚を捕まえていく。小魚を咥えた鳥を別の鳥が横取りしようと追いかける


観察していると、ウミネコは魚を咥えたウミネコを追いかけ、同じようにカワウはカワウを追いかけている。ウミネコがカワウを追いかけたり、カワウがウミネコを追いかけることはない。ウミネコとカワウの間で無用の争いを引き起こさないように、魚も仁義をわきまえているということか・・・

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