少しずつ増えてきた冬鳥(2021.11.20)

ウォーキング百景

2週間ほど前に冬鳥の到来を確認した。今シーズンの第一号は、カンムリカイツブリではないかと本ブログで報告したが、その後、カンムリカイツブリであることを確認できた

海岸から少し離れたところで、数十羽の群れでプカプカ浮いている。上のサムネイル画像のように、群れから離れて、比較的海岸近くにいた二羽を撮影。カンムリカイツブリと同定できた

カイツブリから遅れること数日、2番目の冬鳥を確認。仮面ライダーの悪役「ショッカー」みたいに、全身真っ黒で顔の真ん中が白いオオバン(胸に白いあばら骨の模様はないけど)。ツル目クイナ科オオバン属。この鳥は、大きなグループでいることはなく、数羽程度で河口の川岸近くに浮いていることが多い

カンムリカイツブリから10日後、ユリカモメの群れを見かけた。群れで飛ぶ姿は、相変わらずけたたましい

ビデオ映像のごとく、可愛い顔した外見とは裏腹に、群れで別れたりくっついたり、急に方向転換したりしながら飛び交う。よくぶつからないなと感心する飛翔能力だ


追っかけっこのような仲間内の遊びなのか、仲間同士の喧嘩なのか、うるさく鳴き声をあげながら飛び回る。人を全くと言っていいほど恐れず、すぐ近くに群れでやってきて堤防などにとまる


カモやカイツブリなどの他の渡り鳥は用心深く、プカプカ浮かんでいる海岸沿いに近づいて行こうものなら、水面下の足ひれで水を掻き、すぐに海岸から離れて沖合へと移動していくのに、ユリカモメだけは人を全く意に介さない


さて、まだお目にかからないのがカモ類だ。数百羽という大群で波間に浮かぶスズガモ、小グループで海岸沿いや川岸にいることが多いヒドリガモやマガモ、沖合にいてなかなか見られないオナガガモなどだ

ユリカモメを見かけた日に、東京湾上を飛んで行く大群を見かけた。何の鳥か分からないが、すぐ近くの葛西臨海公園あたりにはすでにスズガモが飛来しているというような記事を見かけたので、舞浜近辺に来ていないだけかもしれない(写真の中の比較的大きい鳥はユリカモメ)


色鮮やかなカモたちは見ていて飽きない。彼らの飛来が待ち遠しいものだ

タイトルとURLをコピーしました