一日遅れの Sturgeon Moon(2021.08.24)

ウォーキング百景

8月の満月は22日の夜から23日の朝にかけて見られるスタージョンムーン。残念ながら雲に覆われ見ることはできなかった。一日遅れの24日早朝ウォーキングでSturgeon Moon(チョウザメ月)を見ることができた

まぁ、ほぼほぼ満月ということで、良しとしよう

今朝も朝焼けのグラデーションが何ともきれいだ。東京湾の海面まで赤く染まる

しばらくして、空が随分と明るくなっても月はきれいに見えた

いつものディズニーシーの外側の東京湾沿いを歩くコース。ちょうど堤防が直角に曲がるところには、普段からいろんなものが流れ着く(写真の左下を下ったところに波が打ち寄せて漂流物が溜まる)


流れつくのは、大体はゴミや流木だ。ご年配の男性の方が毎日のようにゴミ用トングをもってゴミ拾いをしている。「陰徳を積む」とはこのようなことをいうのだと敬服しながらも、いつも素通りしている自分。いつか見習わなくては・・・

ゴミ袋に詰められたペットボトルや空き缶、プラスチックゴミなどが、山のように積まれていたが、半年ぐらい前に市によって回収された。その後に集められた流木が山のように積み上げられていたのだが、ちょっと前に関東を通過した台風の際に、ひどい風が吹いて大きな波が打ち寄せ、流木の山の下部分を洗い流してしまったようだ

今までも何度も台風は通過したが、コンクリートの岸の上まで波が来ることはなかったと記憶する。今回の台風はヘクトパスカルで表す規模の上ではさほど大きくなかったものの、風雨はかなり強くて房総半島の方では土砂崩れなどの被害もあった

打ち上げた波に下部を洗い流された流木の山は、マッシュルームのような頭でっかちの不安定な形になっていたのだが、釣り人なのか遊びに来た人なのか知らないが、散らばった流木の太いのをつっかえ棒にして、その上に細い流木をどんどん積み上げて上の写真のような形になった

こちらの写真は奥秩父の瑞牆山(みずがきやま)にある大岩。桃がぱっくり割れたような岩なのだが、右側の半分の岩が今にも倒れてきそうということで、多くの登山者が木の棒をつっかえ棒にしていく。山登りであちこちの山に行くと、このような岩をときどき見かけるのだが、必ずつっかえ棒がしてある(笑)。転がることはなく、万一転がったら支え切れるはずもないのだが、遊び心でつっかえ棒は増えていく

もどって流木の山。こちらはなんだか原始の住人の棲家みたいだ。これから本格的な台風シーズン。市には早く撤去してほしいな。せっかく男性が拾い集めて片付けた流木が、また散らばってしまう


それにしても、不安定なものにつっかえ棒をしたくなるのは人間の性か・・・?

ちなみに各月の満月の呼び名は以下の通り

1月:Wolf Moon 狼月

2月:Snow Moon 雪月

3月:Worm Moon 芋虫月

4月:Pink Moon 桃色月

5月:Flower Moon 花月

6月:Strawberry Moon 苺月

7月:Buck Moon 牡鹿月

8月:Sturgeon Moon チョウザメ月

9月:Harvest Moon 収穫月

10月:Hunter’s Moon 狩猟月

11月:Beaver Moon ビーバー月

12月:Cold Moon 寒月

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