バックムーン/Buck Moon(2021.07.25)

ウォーキング百景

いつもの早朝ウォーキング。旧江戸川の堤防に上がると、舞浜大橋の上に満月が見えた。すかさずiPhoneでパシャリ。写真ではずいぶんと空が明るく写っているが、実際はもっと薄暗い

7月の満月はBuck Moon(牡鹿月)と呼ばれる。アメリカの先住民が名付けた名称で、7月になると牡鹿(Buck)の角が生え変わることから、そう呼ばれるようになったとか


今年は2月の雪月(Snow Moon)と4月の桃色月(Pink Moon)に続いて3回目の撮影。天気が悪かったり、すっかり忘れていたりと、撮影できなかった理由はさまざま

舞浜大橋をくぐって川が東京湾に注ぎ込むあたりで撮影した写真

アップで撮影すると、月の明かりが強いために月の模様が映らず、のっぺりとした月になってしまう。露出を落とすと模様を写すことができた。子供のころは杵を持った餅つきのウサギにも、カニにも見えたのだが、想像力がなくなったせいか、夢がなくなったせいか、もうどちらにも見えない

そして月はすぐに雲に飲み込まれてしまった

前夜、東の空に上がった月をデジイチのズームで撮影した写真。こちらはシャッターの開放時間を短くして撮影。やっぱり黒ずんだ汚れかシミのようにしか見えない。ちょっと寂しい気がする

ちなみに各月の満月の呼び名は以下の通り
1月:Wolf Moon 狼月
2月:Snow Moon 雪月
3月:Worm Moon 芋虫月
4月:Pink Moon 桃色月
5月:Flower Moon 花月
6月:Strawberry Moon 苺月
7月:Buck Moon 牡鹿月
8月:Sturgeon Moon チョウザメ月
9月:Harvest Moon 収穫月
10月:Hunter’s Moon 狩猟月
11月:Beaver Moon ビーバー月
12月:Cold Moon 寒月

今日もいい天気。4連休はコロナさえなければ絶好の夏休み。入場制限中のディズニーのチケットを入手できた人たちは「ザ・夏」という好天のもと、入場者の少ないパークを楽しんだことだろう


東京湾沿いの岸にも多くの太公望たちが釣りを楽しんでいる。毎日見かける常連さん、休日見かける常連さんに加えて、友達連れや親子連れ、家族みんなで釣りに来た人も多い


お母さんは日焼け対策で完全武装し、持参した椅子に座ってスマホいじり。スマホ見てるだけなら、釣りの横に座っていなくても10mほど離れた防潮堤の壁の近くに座れば日影なのに・・。海風も吹いて、朝のうちは日影にいれば本当に気持ちがいい


今でこそ夏はヒートアイランドになってしまう東京も、江戸の頃はビルやアスファルトからの照り返しもなく、ウォーターフロントに立ち並ぶ高層マンションやオフィスビルもなく、涼しい海風が随分と江戸の街中まで行きわたって過ごしやすかったとか。温暖化もなかったしね


脱炭素社会は何としてでも実現しなくてはならない人類の課題だが、それ以外にも街路樹や公園の緑を増やすとか、ビルの外壁を植物で覆うとか、熱を吸収する舗装に変えるとか、暑さ対策でやれることは他にもたくさんあると思うのだが・・・
ウォーキングしながら、あれやこれやといつものごとく考えてしまった

タイトルとURLをコピーしました