小魚の群れに集まるウミネコ(2021.07.16)

ウォーキング百景

いつもの早朝ウォーキング。ディズニーシーの外側の東京湾沿いを歩いていると、「ミャーオ、ミャーオ」、「アーオ、アーオ」と騒がしい


魚の群れがいるようで、ウミネコが押し寄せて海面にタッチ&ゴーを繰り返していた


同じく魚を求めて海中に潜っているカワウが、ときどき水面に現れてはウミネコを迷惑そうに見ているような・・・(笑)

ウミネコが飛んでいるのは良く見かけるが、群れで集まって魚をハントする光景はなかなか近くで見られない最近、小魚の群れが水面近くをザワザワと波を立てながら移動するのを見かける。繁殖期なのだろうか?


写真ではちょっと分かりずらいが、堤防にやってきたウミネコも、同じような小魚を咥えていたので、彼らにとっては絶好の漁のシーズンなのかもしれない・・

余談ながら、鳴き声でウミネコとすぐに判別できるのだが、見た目はよく似ていて間違えやすいのがカモメ。どちらもチドリ目カモメ科の鳥で、翼の上面や背が灰色で同じ。体はウミネコの方がわずかに大きいが、誤差範囲だ


ウミネコは尾の先の黒い帯や黄色いくちばしの先の赤と黒の模様が特徴。そして目が鋭く精悍に見える。一方、カモメは腹と尾は白く、くちばしと足は黄色。目は丸くやさしく見える


決定的に違うのは生態。ウミネコは年中見かける留鳥だが、カモメは秋に南下して冬を日本で過ごし、春に北へと飛び立っていく渡り鳥(冬鳥)だ


ウミネコは魚の群れを追いかけて移動するので、昔から漁師には「漁場を教えてくれる鳥」として大切にされてきた

ウミネコに夢中になっていたら、群れの左方向にいつの間にか虹が出ていた

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