浦安の冬鳥(2021.02.01)

ウォーキング百景

コロナの非常事態宣言下で、好きな山を自粛中。ぶらぶらと不要不急の外出をするわけにもいかず、ひねもす本を読む毎日。カミさんに少しは家のことをしろと言われ、たまに掃除機や雑巾を手にするが、本当に巣籠もり状態だ

唯一、日課としている2時間ほどのウォーキングだけは続けている。ディズニーシーの外側を東京湾沿いに歩いているのだが、冬は東京湾の生臭さのようなものがないのがいい

東京湾に大群で浮かんでいる鳥。冬によく見かける渡り鳥(冬鳥)で、カモの仲間のように見える。用心深くちょっと岸から離れて浮かんでいるので、詳細な姿かたちが分からない。iPhone 8の限界。家でネットで調べてみる。キンクロハジロのようにもスズガモのようにもみえるけど、胴が白いというだけでは特定できない

この日はデジイチを持参し、300mmのズームレンズで撮影。それでもこれが限界。胴は白いのと茶色っぽいのがいる。背中は灰色か黒っぽい。頭は黒色と赤茶色がいる。オスとメスの違いのようだ。これでも何の鳥かわからない。500mmとか1000mmの望遠レンズで三脚を固定して撮影している人を見かけるが、やはりそれなりの装備が必要だな

歩いていると、本格的なバードウォッチング用の望遠鏡で熱心に観察している中学生風の男の子がいた。鳥の名前を聞いてみるとスズガモとのこと。やはりオタク風の子に聞くのが手っ取り早い(笑)

家に帰ってネットで調べると、浦安界隈の海で見られる冬鳥(冬に見られる渡り鳥)で断トツ1位がスズガモとのこと。カモ類では、オナガガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、コガモ、ハシビロガモなどと続く

沿岸沿いの道路を挟んでディズニーシーがあるのだが、首から上がきれいな緑色をしたマガモの群れが頭上を飛ぶのをよく見かける。東京湾で餌を取ってお腹を満たし、ディズニーシーの中の人工の「海」で寛いでいるようだ

波もないし、パンなどを千切って投げ入れてくれる客もいるので居心地がいいんだろうな。なぜか他の冬鳥はディズニーシーの中へは飛んで行かない。マガモだけのようだ。いつかシーの中に入って確かめてみたいと思っている

ディズニーシーと東京湾を行ったり来たり飛ぶマガモの姿を撮影しようとするのだが、そこそこのスピードで飛んでいくのでうまく取れない。以前、堤防に上がって寛いでいたマガモを撮影したのだが、どこに保存したか見つからない(泣)

奥の2羽がヒドリガモのつがい。手前がオオバン(クイナ科でカモではない)だと思う。東京湾から旧江戸川に入った河口辺りにて。近づくとすぐに岸から離れてしまう

こちらは別の日の写真。手前の嘴だけ白い黒い鳥二羽がオオバン。その奥の鳥はすべてヒドリガモ。珍しく岸に群れで上がっていたので、そっと近づいたのだが、気づかれて飛び立つ瞬間の映像になった。かえってヒドリガモの広げた羽根のあでやかさが映って、良かったかなと思っている

こちらはハジロカイツブリ。スズガモやヒドリガモより小型で、首が長め。ネッシーを遠くから撮影したような姿に見える。すぐに潜ってしまい、なかなか浮かんでこない。海面に出てくるときは、もとの位置から離れているので追いづらい

しばらくは、冬鳥を愛でながらウォーキングの日が続きそうだ。他の冬鳥を撮影出来たら、またアップしたい。あの少年に会ったら、上に紹介した鳥の名前が合っているかどうか確認しなくては・・・

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