カワウ(川鵜)の大移動(2020.12.17)

ウォーキング百景

お詫びと訂正:

当初ウミウとして紹介しましたが、浦安市公式サイトで確認したところ、浦安界隈で観察されるのはカワウとのことです。「千葉県では市川市の行徳鳥獣保護区と小櫃川河口で繁殖する。三番瀬などの東京湾の浅瀬は重要な餌場であり、数千羽が利用している」とのことです。

本ブログおよびビデオのタイトル、ならびに以下の文中の『ウミウ』を『カワウ』に訂正しました。なお、「長良川などの鵜飼いで飼育されている鵜は、カワウではなくウミウとのこと」の記述は、間違いではありませんので訂正しておりません。お詫び申し上げます


トーキョーディズニーリゾート(TDR)周辺のウォーキング中に、カワウの大移動に遭遇。まずはディズニーの駐車場の上を飛んでいく群れの映像。北東を目指して飛んでいる

因みにウミウは日本の沿岸の至る所で見られる鳥なのだが、れっきとした渡り鳥。夏の間は北海道やオホーツク方面で過ごし、冬になると南下してくる冬鳥だ

もう一つ蛇足ながら、長良川などの鵜飼いで飼育されている鵜は、カワウではなくウミウとのこと。ウミウは希少種に指定されているので、鵜飼い用の鵜の捕獲は、保護のために数が制限されている

北へ南へと移動する際に、茨城県の日立付近の海岸で休息するようで、ここで毎年100羽ほど捕獲され、元気のよい若い30羽が選ばれて、全国の鵜飼いの地へ送られるとのこと

今回見かけた鵜はウミウではなくカワウ。お隣の市川にあるコロニーに年中生息している鵜で、餌を求めてやってきた群れのようだ

「カワウ(川鵜)の大移動」の映像を目撃した数日後、まさに東京湾の舞浜沖あたりから飛び立っていく群れの姿を見かけた

V字飛行は形成されていないが、部分的に一直線やV字に並ぶ姿は見ることができた。長い細い布が風に吹かれてくねるような動きが面白い

TDRの外側の東京湾から飛び立っていくカワウの大きな群れ。いくつもの群れに分かれて飛んで行ったグループの一つの映像。次々と飛んでいく光景は圧巻だった

これらの群れは、いかにも鵜の飛び方という海面すれすれを飛び、飛行機が高度を上げていくように飛び立って行ったのだが、いくつかの群れは面白い飛び立ち方をしていった

海面すれすれをぐるぐる回っていたのが、渦を巻きながら徐々に高度を上げていった。あたかも竜巻に巻き上がられていくかのような光景だった。高度をかなり上げたら、そこからコロニーを目指して飛び立っていった

なぜこのような飛び立ち方をするのかは分からないが、海面上に発生した上昇気流をとらえて、それを利用して高度を上げて飛び立ったのかもしれない。あくまで素人の憶測にすぎないが・・・

<Youtube動画>渦を巻いて高度を上げるカワウたち https://youtu.be/nXdYlYRLBy8

渦を巻いているのが少し沖合だったので映像が分かりずらい。スマホの画面だと分からないかもしれない。PC画面であれば何とか渦が見えると思う。iPhoneでの撮影の限界だな。今度はカメラの望遠レンズで挑戦してみたい。うまくはっきりと撮影出来たら、またご紹介したい

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