空のF1、レッドブル・エアレース(2018.05.21)

ウォーキング百景

今年も5月26日、27日にレッドブル・エアレースが開催される。レースは千葉の幕張海浜公園の海岸で行われるのだが、レースに参加する飛行機の格納庫や離着陸の滑走路は浦安総合公園の海岸線が使用される。このレース、2015年からここで開催され、今年で4年目を迎える。昨年は日本人の室屋選手が幕張大会を含め、年間総合優勝を果たしている

実は格納庫が設置される浦安の海岸は、週末に私がウォーキングする約15キロのコースの一つに入っている。浦安市民になってほぼ20年、週末のウォーキングは15年ほど前から続けている。ディズニーランド周辺を歩くコースや、葛西臨海公園内を歩くコースなど、いくつかパターンがあるが、一番よく使用するコースがこの浦安の海岸を歩くコースだ(最近は高山に赴任中のため、月に1-2回ぐらいしか浦安の週末ウォーキングを楽しめていない)。5月20日現在では飛行機はまだ格納されていなかったが、今週には続々と飛行機が組み立てられて姿を見せるだろう

格納庫の先の数百メートルを滑走路代わりして離着陸するのだが、今年3月に東急ホテル新浦安が海岸線沿いにオープンした(写真左の建物)。万一の事故を想定して、今回は右側の海岸線を滑走路として使用する許可を出すかどうかで揉めていたが、先日のニュースで国交省の審議官が現地を訪れ、最終的にはレース主催者がホテルを貸し切るという条件で許可が出ることになったようだ

立派なsea shore hotelだが、海岸線に立つので風の強い日が多い。ディズニーの舞浜駅からは一駅離れているが、バスの送迎が頻繁にあり、この周辺には他にもホテルがいくつか軒を並べるように建っている。ディズニー訪問以外には特に使用目的がないホテルたちだと思うのだが、採算が合うあたりがディズニーの凄さというべきか・・

会場となる幕張方面。幕張のビル群に千葉ロッテマリンスタジアムが見える。あの付近の海岸がレース会場になる。ちなみにあそこから右手には、君津方面のコンビナートや新日鉄の工場などが並び、さらに右には南総里見八犬伝の舞台である内房の山並みが続く

滑走路の終端側からの眺め(右手に東急ホテル)。浦安と市川にまたがる三番瀬が滑走路の終端になる。余計なことながら、私のウォーキングの折り返し地点でもある

東日本大震災の後はこの海岸も液状化によりしばらくガタガタになっていたが、修復されて小型プロペラ機の滑走路にはもってこいの海岸に戻った。普段は立ち入り禁止でフェンスが締っている。それでも太公望たちはフェンス横から防波堤を乗り越え岸壁で釣り糸を垂れている ところで、主催者側が貸切るホテルは、エアーレースが行われる今度の土日は完全閉鎖なのだろうか?多くの大会関係者も現地入りするので、スタッフや選手は貸切ったこのホテルに宿泊できるのだろうか?一般観光客はダメと判断されたが、貸し切った大会関係者の宿泊やホテル従業員の勤務についてはどういう判断が下されたのかちょっと気になるな・・・

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