sakura咲く

日常の出来事

今年の冬も実家の前の公園のサクラが咲いた。決して少し前の夏日になった異常な暖かさで狂い咲きした訳ではない

四季桜だ。春と晩秋から初冬にかけて年に二度咲くサクラ。と言ってもどこかの枝には年中と言っていいほどちらほら咲いているので、本当に四季を通して咲くサクラのように思える。でも満開になるのは春とこの季節。公園には7-8本の桜の木があるが、すべて四季桜の木だ

淡いピンクと白い花びらが織りなす何とも言えない柔らかい色彩のグラディエーション。やや小ぶりで可憐な花だ。どうして四季桜をこの公園に植えたのか分からないが、公園ができたのは30年くらい前だったと記憶する。区画整理を行った際に、この公園が作られ四季桜の木が植えられた。以降、毎年花を咲かせるのだが、今年の冬の開花は例年以上に素晴らしいと感じる

四季桜と言えば、ふつうは小ぶりの木が多いそうだが、この公園の木は普通のサクラの木と同じくらい大きい。それが満開になるのだから見ごたえがある。サクラはいつからか梅に代わって春を代表する花になったが、冬のサクラも「おつな」ものです。でも、この満開のサクラの花の下でお花見という訳にもいかない。ぐつぐつ煮た鍋をつつきながら熱燗をちびちびやるといっても10分と持たないな・・・

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