One Piece 86巻(直接関係ない話)

還暦ジジイがワンピース?

いぶかる方も多いと思うが、かれこれ15年くらい追っかけている。今年で20年を迎えたロング連載の人気アニメだ。海賊王を目指すルフィーとその仲間たちが繰り広げる海の冒険。きっかけは小学生だった息子たちが見始め、付き合って見ているうちにハマってしまった。ちょうどアラバスタ王国のあたりだった。それ以前のストーリーは、ビデオテープを買って最初からつないだ。

私自身は週刊ジャンプやマガジンを買ってまで読むほどの追っかけではないが、ドラゴンボールやNARUTOなど、いくつかのアニメはカミさんが呆れるくらいにTVで見ていた。今では見ているのはワンピースだけになってしまったが・・。

さて我が家には第1巻から最新刊の86巻まで揃っている。次男の部屋の本棚にはぎっしりと夥しいコミックが並んでいるが(それ以外の本は全くない)、ワンピースだけは長男が所有している。といっても、買うのは私なんだけど。ワンピースは、ほぼ3か月ごとに発刊される。発売日に買って読むのが習慣になっている。第86巻は8月4日に発売された。

ここ2‐3年だろうか、最新刊を手にしても前回のストーリーをすっかり忘れて話がつながらないのだ。というわけで、最近はまず前巻を読み直してから最新刊を読んでいる。小川洋子の「博士の愛した数式」の博士は80分しか記憶が持たないが、まるでこの博士のように一定時間が経過すると忘れてしまうみたいだ。昔はこんなことはなかったのだがと、ちょっと将来が不安になっている。どれくらいで忘れてしまうのだろう。多分、1か月もするとストーリーをすっかり忘れているような気がする。もう一度読み返さないと最新刊が読み進めない。

さらに1巻を読み終えるのに息子の3倍の時間はかかる。これは甘んじて受け入れよう。もともと本を読むスピードは遅いのだから。でも、追っかけている好きなアニメのストーリーを1か月で忘れてしまうようになったのはちょっとショックだ。伏線が絡み合って、登場人物が増えてきたことやストーリーが複雑になってきたことなどはいくらか言い訳になるかもしれないが、これは健全と呼べる範囲の記憶力低下と言っていいのだろうか?

元々さほど大きくない溜め池に長年の土砂や枯葉が積もり、溜め池の容量がさらに小さくなってしまったようだ。脳トレのドリルでも買ってきて、毎日のウォーキング同様、ちょっと脳を鍛え始めた方が良さそうだ

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