トーキョーディズニーリゾート(TDR)のある舞浜の東京湾沿いを午後3時頃にウォーキングしていたら、葛西臨海公園の大観覧車が光り輝いていることに気づいた。これまで日の出の時間帯に光り輝く観覧車は何度も見ていて、過去のブログでも紹介したのだが、この時間帯にも輝くことに初めて気づいた
写真は、TDRのホテル群が立ち並ぶあたり、ちょうど旧江戸川が東京湾に流れ込むあたりから見た北西に位置する葛西臨海公園の大観覧車。円周上に吊り下げられているゴンドラのガラスが太陽光を受けて反射し輝き始めていた
写真の観覧車の左手に、ちょうど南西方向に傾き始めた太陽があり、ゴンドラのガラスに当たった反射光が私が歩いていた位置にちょうど届いていた
しばらく同じ地点から写真を撮り続けたのだが、この写真が最もバランスよく光り輝いているように見えた
その後、観覧車の左半分はより輝き、右側の輝きが薄れていった
次第に左側も薄れていき、元の姿に戻っていった。ちょうど朝7時頃に出航していった釣り船が続々と戻ってくる時間帯で、午後3時半くらい
太陽と観覧車と私の位置関係で反射光が作り出す光景なので、立ち位置を少しずらすと、また光り輝いて見える。時間とともに場所を移動していけば、しばらく輝いた観覧車を楽しむことができる
上の写真は、5月に撮影した早朝の写真。ちょうど北東から登り始めた朝日が観覧車に反射して、私の立っている場所に届いた光景。まだ完全に明るくなりきらない早朝の方が、反射光が柔らかいながらも、より輝いて見える。山であれば、ご来光が山肌に当たって赤く染まるモルゲン・ロートと呼ばれる現象と同じ
一方、午後に西日が当たって輝く反射光は、バックの青空が明るいながらも、ダイヤモンドのように白く鋭く輝いて見える。夕日が沈む時間であれば、山で言うアーベント・ロートのように赤みを帯びた反射光になるのだろうが、太陽がまだ高いので、赤ではなく白く輝いている
蛇足ながら、「モルゲンロート」も「アーベントロート」もドイツ語で、「朝の赤」と「夕方の赤」を意味する。つまり山が朝焼けや夕焼けした光景のこと
光の方向を簡略に描くと、上の図のような感じだろうか。早朝と午後では太陽光が当たっているゴンドラのガラス面が異なっている。川の流れに平行なガラス面か垂直なガラス面かの違いだ
時間にして30分くらいのショーなので、移り行く光の変化をいつか動画で撮影してみたい。でも皆さんに30分もボーっと見ていただくわけにはいかないので、10倍速くらいの早送りで動画をアップしないとね。iMovieでは2倍速までしか早送り編集できないので、ちょっとリサーチしなくては・・
また、夜の電飾の観覧車もきれいなので、こちらもそのうち撮影に挑戦してみようと思う