高山、新穂高温泉、白川郷散策(2019/04/21-22)

旅の記録

高山に単身で住み始めて約1年半。長男が2回目の訪問にやってくるという。今回は初めてカミさんも高山にくっついてくることに。次男にも声をかけて、一度は全員そろうことになったのだが、次男は急な仕事で来られなくなってしまった。ガッカリだ

長男とカミさんは、朝の5時半に家を出て、東京6時発の新幹線に乗車。名古屋で特急ひだ号に乗り換え、10時過ぎに高山着

長時間、列車に座ってきたので、1時間ほど歩いて散策。まずは陣屋へ。徳川幕府が高山城城主の金森家を封地替えして、直轄領にした。ここは幕府から派遣されて来る代官が仕事兼住居に使用した建物。私は40数年ぶりに、家族は初めて中に入る

中庭を囲むように役人が執務する部屋、客間、取り調べ室(お白洲つき)、居間、台所、女中部屋など、多くの部屋がある。畳表や縁の質が、部屋によって3段階に分かれているのが面白い。女中部屋に至っては、畳表に使用するい草も質素で縁もない。まるで、時代劇に出てくるような部屋の数々だ。出入り口も客が入ってくる正面とは別に、役人たちの通用口や、女中たちの勝手口など、数種類の入り口がある。40数年前に入っているはずだが、全く記憶から消えていて、初めて入った家族と同じ状態(笑)

庭を挟んで、大きな蔵も併設されている。蔵は一つの大きな建物だが、中は種類によっていくつもの蔵に分かれていて、それぞれに入り口がある。畳廊下でぐるりと一周できる

陣屋のあとは、一番混雑している上一之街をぐるりと回って、レストラン「ル・ミディ」へ。ちょっと早めのお昼ご飯にする

息子の希望によりお昼から飛騨牛ステーキ。車の運転は息子に任せることにして、ビールとワインで料理を堪能。贅沢を言ってはバチが当たるが、もっと安い赤みの肉の方が私の口には合う

宮川沿いは桜がちょうど満開。この日は気温も上がって、多くの観光客がソフトクリームを片手に歩いていた

櫻山八幡宮までやってきた。屋台会館に入るかなと思いきや、入らなくても良いとのことで素通り。でもお参りはしっかりしました

江名子川沿いのサクラも見事です。古い街並みの下三町、上三町を戻って駐車場へ。新穂高温泉へ向かう

宿に到着後、抜群の天気なのですぐ横に駅がある新穂高ロープウェイに乗って山頂駅へ。にしほ君健在。融けていません。2月下旬に来た時よりもしっかりしている。背後の山並みは西穂高岳に続く稜線

こちらは槍ヶ岳に続く稜線

黒部源流の山々。GWに行きたいのだが、雪の多さに少々たじろいでいる。初めてでこんな素晴らしい眺めに遭遇した家族はラッキーだった。春とは思えないほど、クリアに遠くまで見えた。そろそろ今宵の温泉宿に向かうとする

2日目は世界遺産白川郷。前を行く長男とカミさん。すごい観光客。7割以上は海外からのお客さん。天気は昨日と変わって曇り空。昨日ロープウェイにしてよかった

サクラは満開だが、個人的には雪にすっぽり埋もれた感のある真冬の方がいいかな(長男も同意見)

青空だと、山の雪の白と、桜のピンクが一段ときれいに見える。田植え直後も、田んぼに合掌造りが映ってきれいなんだけど、ちょっと早い。季節を変えて再訪するとしよう。この後、高山に戻り、遅めの昼食をして二人を見送った

さて、話を聞けば、こちらに来る日の前日は残業で夜遅くなり、アパートから自宅に着いたのが深夜1時半頃だったとか。2-3時間寝ただけで、早朝から高山に向かってきたという。そんな眠たくて仕方がない状態で、昨日は高山から新穂高まで車を運転させてしまい、可哀そうなことをした。ホテルでも夕食後にあっという間に二人とも眠ってしまったが、二日目もまだ眠さを引きづっていた。帰りの列車の中でぐっすり寝れたかな

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